そしてまた、君と変わらぬ夏を過ごす





「湊?大丈夫?」

「別に大丈夫だけど……なんで?」


「無理してそうに見えたから。気のせいならよかった」


そういう瑞葉の視線は、俺ではなく、他の誰かを見ていた。

俺も、瑞葉に合わせて、そちらを向く。


正確には、注意しながら見た、というだけだけれど。