そしてまた、君と変わらぬ夏を過ごす




「……今日くらい、私のこと見てよ」

「そう、だな。一応、デートなんだし……」


その瞬間、瑞葉の頬が紅に染まった。


それは紅い花火の光が反射したのか、俺が単に見ていなかっただけか。

どちらなのか、瑞葉は教えてくれなかった。