教室を出て三人で廊下を歩いていると、女の子が駆け寄ってきた。
鎖骨まで届く艷やかなストレートヘア。
ほのかに甘い制汗スプレーの香り。
透明なジェルネイルで爪の先まで丁寧にケアされている。
「ソラ先輩、どうして学校に? 今日は部活ないですよね」
「夏美は明日で転校するから、最後に、ちょっと見て回ろうと思って」
「そうなんですね。休みの日でもソラ先輩に会えるなんて嬉しいです」
女の子は私に目をやって口のはしをあげる。
それからリクに向き合ってお辞儀をする。
「はじめまして弟さん! あたし、篠原芽衣って言います。天文部で、いつもソラ先輩にはお世話になっています」
「へー。どーも」
リクはすごくどうでもよさそうに生返事する。
「私は夏美。よろしくね。ソラはめんどうみがいいもんね。天文部で慕われてるんだねー」
芽衣さんは両手を合わせ、声を弾ませながらソラに笑いかける。
鎖骨まで届く艷やかなストレートヘア。
ほのかに甘い制汗スプレーの香り。
透明なジェルネイルで爪の先まで丁寧にケアされている。
「ソラ先輩、どうして学校に? 今日は部活ないですよね」
「夏美は明日で転校するから、最後に、ちょっと見て回ろうと思って」
「そうなんですね。休みの日でもソラ先輩に会えるなんて嬉しいです」
女の子は私に目をやって口のはしをあげる。
それからリクに向き合ってお辞儀をする。
「はじめまして弟さん! あたし、篠原芽衣って言います。天文部で、いつもソラ先輩にはお世話になっています」
「へー。どーも」
リクはすごくどうでもよさそうに生返事する。
「私は夏美。よろしくね。ソラはめんどうみがいいもんね。天文部で慕われてるんだねー」
芽衣さんは両手を合わせ、声を弾ませながらソラに笑いかける。



