どこか別の世界にいるようだった。
「詩?」
私は詩を呼ぶと、すぐ顔を上げた。
「なに?」
「…いや…なんでもないよ」
詩はなにかを隠すかのように手で左右に振った。
「気にしないで」と詩は言って、いつもの笑顔で私に微笑んだ。
「…そっか」
私は返事をして、パフェをスプーンですくう。
「翔月」
「うん?」
「見えないなにかにさ、押し潰れそうになったらどうする?」
詩は急に私に問いかけた。
「なんで、そんなこと聞くの? なんかあったの?」
私はスプーンを置いて、真顔で詩を瞬きもせずに見た。
「…っなんでもないよ。あ、それより。翔月。推しはどうなってんの?」
「どうなってるって」
「…美月ちゃん好きなんでしょ。翔月」
「まぁ、うん。美月ちゃんね。美月ちゃんは相変わらずだよ。美容がメインだけど、友達…いや千世が付き合っている人がいるって言ってたな」
脳内に浮かんだ。
美月ちゃんの言葉。
「ふーん、なんか分からないけど、翔月楽しそうだね」
自分から話を振っておいて、興味はないのか。
ただ、私が推し活を楽しんでいるか確かめたかったんだ。
「まぁ、だね」
「詩?」
私は詩を呼ぶと、すぐ顔を上げた。
「なに?」
「…いや…なんでもないよ」
詩はなにかを隠すかのように手で左右に振った。
「気にしないで」と詩は言って、いつもの笑顔で私に微笑んだ。
「…そっか」
私は返事をして、パフェをスプーンですくう。
「翔月」
「うん?」
「見えないなにかにさ、押し潰れそうになったらどうする?」
詩は急に私に問いかけた。
「なんで、そんなこと聞くの? なんかあったの?」
私はスプーンを置いて、真顔で詩を瞬きもせずに見た。
「…っなんでもないよ。あ、それより。翔月。推しはどうなってんの?」
「どうなってるって」
「…美月ちゃん好きなんでしょ。翔月」
「まぁ、うん。美月ちゃんね。美月ちゃんは相変わらずだよ。美容がメインだけど、友達…いや千世が付き合っている人がいるって言ってたな」
脳内に浮かんだ。
美月ちゃんの言葉。
「ふーん、なんか分からないけど、翔月楽しそうだね」
自分から話を振っておいて、興味はないのか。
ただ、私が推し活を楽しんでいるか確かめたかったんだ。
「まぁ、だね」



