木漏れ日の中の光

 ピッピッピッピッピッ

 枕元にあるスマホの目覚まし音が、大音量で響き渡る。

「…うーん…うぅぅ」

 私は寝返りをうちながら目を擦り、うっすら目を開けると、カーテンから一筋の光がもれていた。

 少しまばたきを繰り返してから、スマホの通知をタップした。

「…うーん」

 身体を起こし、背筋を伸ばした。

「はぁ…」

 カーテンを開けて、眩しい日差しが目にうつる。

 今日は曇りのない晴天だな。

 窓から見えるいつもの景色が見える。

 二階建ての一軒家なので、向かいには同じような家が建ち並んでいる。

 近くには森林公園や広場があり、子どもの声や話好きな年配の方の声まで朝から聞こえてくる。

 今日は土曜日。

 学校や仕事が休みなので、朝から活動的に動いている。

 廃品回収の日なのか、子どもたちが小さなワゴンを持って走り回っている。