ティッシュを勢いよく取り出して、鼻を噛んで、白い歯を見せて笑っていた。
「……私も水篠さんが泣くと思わなかったし」
私は首で頷きながら、微笑んだ。
「…花染さん…いや、詩。これから、よろしくね」
「水篠さん」
「翔月って呼んで」
小指を出して、優しく私に言う。
「翔月、よろしく」
私も同じく、小指を出してにこやかに笑った。
二人で小指を組んで、笑みが溢れていた。
この時、私たちはマスク仲間で抱えているものは違っても、“仲間”ができたことが嬉しかった。
まだ、私は知らなかったんだ。
この出会いが私を変えていくことになるなんて。
「……私も水篠さんが泣くと思わなかったし」
私は首で頷きながら、微笑んだ。
「…花染さん…いや、詩。これから、よろしくね」
「水篠さん」
「翔月って呼んで」
小指を出して、優しく私に言う。
「翔月、よろしく」
私も同じく、小指を出してにこやかに笑った。
二人で小指を組んで、笑みが溢れていた。
この時、私たちはマスク仲間で抱えているものは違っても、“仲間”ができたことが嬉しかった。
まだ、私は知らなかったんだ。
この出会いが私を変えていくことになるなんて。



