初登校の日から一週間弱。
周りが順調に高校生活を謳歌するべく交友関係を広めている傍で、志優は未だに話す相手がいない状況だった。
駄目だと諦めるのは早いと、僅かな希望を持って何度かクラスメイトに話し掛けようと試みたりはした。
自分なりに話し掛けやすそうな人を探して、移動教室一緒に行かないかと声を掛けようとしたが第一声がでない。
このまま自分は一生友達を作ることなく過ごすことになるのだろうか。
自分にはライ太が居る。それでもいいような気はしてた。
御昼は体育館裏で食事をとれば、孤立感など感じなくて済む。
ペア組みを要される体育の授業は志優にとっては辛い状況だけど、初日から気に掛けてくれていた梓紗に心配をかけさせたくなかった。だから、以前のように保健室登校したり、学校を休むわけにはいかなかった。
ホームルームが終わり、教科書をリュックに仕舞っている所でいつもリュックに忍ばせていたライちゃんが入っていないことに気づく。
ない……。
ライ太を出すとしたら御昼の体育館裏しかない。
そこに忘れてきてしまったんだろうか。
大切な友達なのに……。
志優は慌てて教室を飛び出し、真っ先に体育館裏へ向かった。
下校する生徒の波を掻き分けて、玄関先で急いで外履きに履き替えると全力疾走した。
ぜーぜーと息を荒らげながら体育館裏に到着すると、既に先約が居た。
周りが順調に高校生活を謳歌するべく交友関係を広めている傍で、志優は未だに話す相手がいない状況だった。
駄目だと諦めるのは早いと、僅かな希望を持って何度かクラスメイトに話し掛けようと試みたりはした。
自分なりに話し掛けやすそうな人を探して、移動教室一緒に行かないかと声を掛けようとしたが第一声がでない。
このまま自分は一生友達を作ることなく過ごすことになるのだろうか。
自分にはライ太が居る。それでもいいような気はしてた。
御昼は体育館裏で食事をとれば、孤立感など感じなくて済む。
ペア組みを要される体育の授業は志優にとっては辛い状況だけど、初日から気に掛けてくれていた梓紗に心配をかけさせたくなかった。だから、以前のように保健室登校したり、学校を休むわけにはいかなかった。
ホームルームが終わり、教科書をリュックに仕舞っている所でいつもリュックに忍ばせていたライちゃんが入っていないことに気づく。
ない……。
ライ太を出すとしたら御昼の体育館裏しかない。
そこに忘れてきてしまったんだろうか。
大切な友達なのに……。
志優は慌てて教室を飛び出し、真っ先に体育館裏へ向かった。
下校する生徒の波を掻き分けて、玄関先で急いで外履きに履き替えると全力疾走した。
ぜーぜーと息を荒らげながら体育館裏に到着すると、既に先約が居た。



