出張から戻り、慌ただしく仕事をこなしているうちにあっという間に一か月が過ぎてしまった。
あれから母との関係性について色々考える機会が増えた。特に食事をしている時に昔の母の顔を思い浮かべることが多く、そして行きつく先は「お母さんにも食べさせたいな」という思いだった。
思い返すまでもなく、母子の食卓は貧相だった。
今は私にもきちんと収入があり、一人身になった母にもお金と時間の余裕が出来た。
しかしたまに帰った時に冷蔵庫を見ると、ほとんど空っぽなことが分かる。常にあるのは缶ビールくらいなものだ。
帰省すれば母はそれなりに料理を作ってくれたので、やはり下手なわけではないはず。その味だって白米が進むきちんとしたものだった。
だけど、もしかしたら。
一人の母の食卓は、貧乏だったあの日々より寂しいものになっているのではないかと憶測した。
お金や物量ではどうにもならない、親子の間にだけテーブルに存在した何かがあったのではないかと。
二人で食卓を囲む時間は、一般家庭に比べ極端に少なかった。だからこそ、母にとってそれは貴重な時間だったのでは……。
やっと仕事が落ちついて、私は久々に実家を訪れた。朝一番でどうしても会社に用事があったので、スーツ姿のままだ。
相変わらず母はぼんやりとテレビを眺めて、興味のさしてないクイズ番組の解答が出ると「違ったか」などと独り言をこぼしていた。
その背中はまだ五十手前だと言うのに、やや丸まり、老けて見えた。
その寂しい背中に、私は少し躊躇いながら声をかけた。
「お母さん」
「なに」
「お昼、前に住んでたとこのカフェに行かない?」
「なんでそんなとこ」
「先月出張行った時に、美味しかったからさ。たまにはそういうの、どうかなって。車出すし、一時間くらいで着くし、ご馳走するし」
「……いいけど」
時刻は十時をちょっと過ぎたころ。
母はちらりと時計を確認したあと、そそくさと支度を始めた。
仕事のない日はノーメイクにジャージの母は、何やら随分と時間をかけてクローゼットの中を漁っていたようだ。
着替えた姿はデニムパンツにTシャツだったけど、何年も着古したよれたものではなかった。それに数少ないアクセサリーの中から、ちゃんとネックレスとピアスを付けていた。最低限のメイクは眉をすっきりと見せたし、顔色もチークを入れたせいか幾分か明るい。
……いや、チークのお陰だけじゃないかもしれない。微かな鼻歌と共に、白髪交じりの髪にブラシを通している母は、私の誘いに喜んでいる? だって、目が違う。久々に、光が宿る様子を見た気がする。
「はい、お待たせ」
数十分で支度を終えた母に、だらしない印象はなかった。
あの頃は支度に気を回すほど色んな余裕がなかったんだろうな。これが中学生の私なら、「いつもそうやってちゃんとしてよ」と言ったかもしれない。
カフェ・峰の店員は、私のことを覚えていてくれた。
通された広めの席で、私は母にランチメニューを渡す。だけど母はそれよりも店内の様子に気づいたらしかった。
「ねえ、ここ、もしかしてホルンだったところ?」
「うん。前のオーナーとさっきの店員さんのお母さんが友達なんだって。内装はほとんど残してるみたいだよ。でね。私、このオムライスにする。レシピを引き継いでるんだって」
「洋食屋さんのオムライス……。へえ、あんた、相変わらずオムライス好きねえ。あん時も、口の周りケチャップだらけにしてさ」
あれ?
お母さんの中では、私はオムライス好きってことになってたの?
私は別にお母さんのオムライス、取り立てて好きだったわけじゃない。けど、頻繁に出て来たってことは、お母さんは私の好物を作ってくれているつもりだったのか。
正確には、ケチャップの文字が面白かったからなんだけど。
ケチャップで書いた“ケチャップ”の文字とか、オムライスなのに“カレーライス”と書いたり。母のセンスは独特だったけど、それで小学生の私はケラケラ笑っていた。
あの時のお母さん、今思うと……そんな私を見て、ほっとしたような笑顔を浮かべていたな。
私は今、母との間に出来てしまった溝に少なからず罪悪感を抱いている。母も、当時は同じように私に罪悪感を抱いていたのかな。
ケチャップで楽しませてくれたのは、せめてもの罪滅ぼしのような。今こうして、私がお母さんを、思い出を継承する店に連れてきているように。
「じゃあ私もそれにすっか」
注文からしばらくして、オムライスと割引券がやって来た。母は「お得!」と言っていた。
「うまそうじゃん。なんか懐かしいな」
「私もうろ覚えだけど、ホルンの時もこんなオムライスだったよね? いただきまーす」
一口食べてみて、少し煮詰めたような濃いケチャップの味が口に広がった。卵の優しい味と一緒に、バターの風味も健在だ。母は次の一口をスプーンですくいつつ「うまっ」と声をあげていた。私も一緒に「美味しい!」と言ってしまう。
ああ、あの時もだ。こうして二人、言葉は違えど、同じ感覚を共有していたんだ。
お母さんの色んな事に恥じて、反発して、私はそれだけの記憶に支配されていた。
だけど、料理を口にした瞬間は、こうしてお母さんと“美味しい”を共有していた。
服がダサいとか、お洒落じゃないとか、そんな外側のことばかりに囚われて、食卓を囲んだ楽しかった部分を忘れていた。
美味しいとかまずいとか、味も大事だけど、それ以上に、食事は私とお母さんにとって共通の大事な時間だったんだ。
なんでそんな単純なこと忘れていたんだろう。
どうしてもっと大事にしなかったんだろう。
「お母さん」
「ん?」
「ごめんね」
「なんだよ急に」
「あー……なんていうか、もうちょっとこうやって美味しいお店に連れてってあげればよかったなって。私、今出張多いでしょ? あちこち、そういうお店知ってるからさ」
「こういうのはたまーに行くからいいんだよ」
「ふふ、そっか」
お母さんはそう言って、ちょっと男前な笑顔を浮かべる。少しだけ潤んでいるように見えたけど、それは大事に私の心に仕舞っておくことにした。
母は食べ終わると、“お客様アンケート”の鉛筆で割引券の裏に何か書きはじめた。
これ、箸袋の代わりだ。
毎回書いてたわけじゃないのは蕎麦屋の時に確認している。
お母さんにとって何か特別な時に書いてたのかな。
今が箸袋のメモについて聞けるチャンスかもしれない。そう思った時、お母さんがしみじみと「お前も大人になったなあ」と言った。鉛筆を持ったまま、私を優しい目で見て。
「スーツだっていっちょ前に着こなして、すっかりビジネスマンで。お前、よくやってるよ」
それから、書いた言葉は“スーツも似合う、もう大人”だった。
……分かった、メモの意味。繋がった。
“ガチャガチャの指輪”、“デニムショートパンツ”、“ケチャップ”、“花柄のワンピース”。
全部、私に関することだ。書いてあるのは服装、そしてケチャップのことだけだけど、お母さんが思い出を呼び起こすための礎にしていたんだ。
ガチャガチャで取った指輪は、私にはとてつもなくお洒落なアイテムだった。確か四百円くらいしたので、私にはけっこう高価な品だ。お洒落がしたくて、何処かへ出かける時にはよくしていた。銀メッキに、赤いガラスがはまった指輪。母はそれを見て「似合う、似合う」と言ってくれた。
イタリア食堂・ジャルディーノに行った時も、私はその指輪を付けていた。右手の中指につけて、フォークを使う度に赤のガラス玉がキラキラ光って。私はそれをちょっと得意気に思っていて、そんな私をお母さんは……。
『指輪、お洒落じゃん』
『でしょ』
『今日の服と合ってる。可愛い』
最高の誉め言葉を忘れていた。
デニムショートパンツ。お母さんのお下がり。短めのTシャツに、ショーパン。そしてサスペンダー。私はこのお下がりが嫌だったけど、お母さんの印象は違った。
『私より似合う』
『ぶかぶかでダサいよ』
『それが可愛いんだって』
ケチャップ。これだけ服装じゃないから混乱したけど、これ、私自身のことだ。
『お前、ケチャップだらけじゃん。可愛いなそれ』
『え? ……うわ。もう! 可愛いってなに?』
『一生懸命食ってるって、可愛いもんなんだよ』
『やだよ。早く言ってよ……』
花柄のワンピース。私もお気に入りだったのに、着ていく場所を間違えた。
『お姉さんになったなあ』
『お母さん、おつゆ跳ねてない?』
『大丈夫だよ、気にすんなって』
『お母さんみたいにがさつになりたくないの!』
お母さんは、私を可愛く思ってくれてたんだ。大げさに言えば、きっと愛しいと思ってくれていた。
だから、ほんとにたまにだけする外食で、何かの記念のように、こうしてメモに残したんだ。お母さんにとって、これは写真のようなものなのかもしれない。同時に、私を育てるための苦悩の滲む生活奮闘記でもある。
「ごっそさん。満足、満足」
「また来たいね。ここだけじゃなくて、もっと色んなとこ、時々連れてくよ」
「仕事の出来る女は違うねえ」
「そ。私、バリバリ稼いでるから」
だから、お母さん。
私の贖いに、もうちょっと付き合ってね。
恥ずかしい気持が強くて、思いを全部口にすることは出来なかった。
言葉で伝えたほうがいいのは分かっているけど、私も急に素直になるのは難しい。
だけど、これからの出張先での食事に、新たな目的がひとつ増えた。
お母さんに食べて欲しい、美味しいお店を探すこと。
お母さんに、楽しんでもらうために。
いつか、素直に思いを伝えるために。
あれから母との関係性について色々考える機会が増えた。特に食事をしている時に昔の母の顔を思い浮かべることが多く、そして行きつく先は「お母さんにも食べさせたいな」という思いだった。
思い返すまでもなく、母子の食卓は貧相だった。
今は私にもきちんと収入があり、一人身になった母にもお金と時間の余裕が出来た。
しかしたまに帰った時に冷蔵庫を見ると、ほとんど空っぽなことが分かる。常にあるのは缶ビールくらいなものだ。
帰省すれば母はそれなりに料理を作ってくれたので、やはり下手なわけではないはず。その味だって白米が進むきちんとしたものだった。
だけど、もしかしたら。
一人の母の食卓は、貧乏だったあの日々より寂しいものになっているのではないかと憶測した。
お金や物量ではどうにもならない、親子の間にだけテーブルに存在した何かがあったのではないかと。
二人で食卓を囲む時間は、一般家庭に比べ極端に少なかった。だからこそ、母にとってそれは貴重な時間だったのでは……。
やっと仕事が落ちついて、私は久々に実家を訪れた。朝一番でどうしても会社に用事があったので、スーツ姿のままだ。
相変わらず母はぼんやりとテレビを眺めて、興味のさしてないクイズ番組の解答が出ると「違ったか」などと独り言をこぼしていた。
その背中はまだ五十手前だと言うのに、やや丸まり、老けて見えた。
その寂しい背中に、私は少し躊躇いながら声をかけた。
「お母さん」
「なに」
「お昼、前に住んでたとこのカフェに行かない?」
「なんでそんなとこ」
「先月出張行った時に、美味しかったからさ。たまにはそういうの、どうかなって。車出すし、一時間くらいで着くし、ご馳走するし」
「……いいけど」
時刻は十時をちょっと過ぎたころ。
母はちらりと時計を確認したあと、そそくさと支度を始めた。
仕事のない日はノーメイクにジャージの母は、何やら随分と時間をかけてクローゼットの中を漁っていたようだ。
着替えた姿はデニムパンツにTシャツだったけど、何年も着古したよれたものではなかった。それに数少ないアクセサリーの中から、ちゃんとネックレスとピアスを付けていた。最低限のメイクは眉をすっきりと見せたし、顔色もチークを入れたせいか幾分か明るい。
……いや、チークのお陰だけじゃないかもしれない。微かな鼻歌と共に、白髪交じりの髪にブラシを通している母は、私の誘いに喜んでいる? だって、目が違う。久々に、光が宿る様子を見た気がする。
「はい、お待たせ」
数十分で支度を終えた母に、だらしない印象はなかった。
あの頃は支度に気を回すほど色んな余裕がなかったんだろうな。これが中学生の私なら、「いつもそうやってちゃんとしてよ」と言ったかもしれない。
カフェ・峰の店員は、私のことを覚えていてくれた。
通された広めの席で、私は母にランチメニューを渡す。だけど母はそれよりも店内の様子に気づいたらしかった。
「ねえ、ここ、もしかしてホルンだったところ?」
「うん。前のオーナーとさっきの店員さんのお母さんが友達なんだって。内装はほとんど残してるみたいだよ。でね。私、このオムライスにする。レシピを引き継いでるんだって」
「洋食屋さんのオムライス……。へえ、あんた、相変わらずオムライス好きねえ。あん時も、口の周りケチャップだらけにしてさ」
あれ?
お母さんの中では、私はオムライス好きってことになってたの?
私は別にお母さんのオムライス、取り立てて好きだったわけじゃない。けど、頻繁に出て来たってことは、お母さんは私の好物を作ってくれているつもりだったのか。
正確には、ケチャップの文字が面白かったからなんだけど。
ケチャップで書いた“ケチャップ”の文字とか、オムライスなのに“カレーライス”と書いたり。母のセンスは独特だったけど、それで小学生の私はケラケラ笑っていた。
あの時のお母さん、今思うと……そんな私を見て、ほっとしたような笑顔を浮かべていたな。
私は今、母との間に出来てしまった溝に少なからず罪悪感を抱いている。母も、当時は同じように私に罪悪感を抱いていたのかな。
ケチャップで楽しませてくれたのは、せめてもの罪滅ぼしのような。今こうして、私がお母さんを、思い出を継承する店に連れてきているように。
「じゃあ私もそれにすっか」
注文からしばらくして、オムライスと割引券がやって来た。母は「お得!」と言っていた。
「うまそうじゃん。なんか懐かしいな」
「私もうろ覚えだけど、ホルンの時もこんなオムライスだったよね? いただきまーす」
一口食べてみて、少し煮詰めたような濃いケチャップの味が口に広がった。卵の優しい味と一緒に、バターの風味も健在だ。母は次の一口をスプーンですくいつつ「うまっ」と声をあげていた。私も一緒に「美味しい!」と言ってしまう。
ああ、あの時もだ。こうして二人、言葉は違えど、同じ感覚を共有していたんだ。
お母さんの色んな事に恥じて、反発して、私はそれだけの記憶に支配されていた。
だけど、料理を口にした瞬間は、こうしてお母さんと“美味しい”を共有していた。
服がダサいとか、お洒落じゃないとか、そんな外側のことばかりに囚われて、食卓を囲んだ楽しかった部分を忘れていた。
美味しいとかまずいとか、味も大事だけど、それ以上に、食事は私とお母さんにとって共通の大事な時間だったんだ。
なんでそんな単純なこと忘れていたんだろう。
どうしてもっと大事にしなかったんだろう。
「お母さん」
「ん?」
「ごめんね」
「なんだよ急に」
「あー……なんていうか、もうちょっとこうやって美味しいお店に連れてってあげればよかったなって。私、今出張多いでしょ? あちこち、そういうお店知ってるからさ」
「こういうのはたまーに行くからいいんだよ」
「ふふ、そっか」
お母さんはそう言って、ちょっと男前な笑顔を浮かべる。少しだけ潤んでいるように見えたけど、それは大事に私の心に仕舞っておくことにした。
母は食べ終わると、“お客様アンケート”の鉛筆で割引券の裏に何か書きはじめた。
これ、箸袋の代わりだ。
毎回書いてたわけじゃないのは蕎麦屋の時に確認している。
お母さんにとって何か特別な時に書いてたのかな。
今が箸袋のメモについて聞けるチャンスかもしれない。そう思った時、お母さんがしみじみと「お前も大人になったなあ」と言った。鉛筆を持ったまま、私を優しい目で見て。
「スーツだっていっちょ前に着こなして、すっかりビジネスマンで。お前、よくやってるよ」
それから、書いた言葉は“スーツも似合う、もう大人”だった。
……分かった、メモの意味。繋がった。
“ガチャガチャの指輪”、“デニムショートパンツ”、“ケチャップ”、“花柄のワンピース”。
全部、私に関することだ。書いてあるのは服装、そしてケチャップのことだけだけど、お母さんが思い出を呼び起こすための礎にしていたんだ。
ガチャガチャで取った指輪は、私にはとてつもなくお洒落なアイテムだった。確か四百円くらいしたので、私にはけっこう高価な品だ。お洒落がしたくて、何処かへ出かける時にはよくしていた。銀メッキに、赤いガラスがはまった指輪。母はそれを見て「似合う、似合う」と言ってくれた。
イタリア食堂・ジャルディーノに行った時も、私はその指輪を付けていた。右手の中指につけて、フォークを使う度に赤のガラス玉がキラキラ光って。私はそれをちょっと得意気に思っていて、そんな私をお母さんは……。
『指輪、お洒落じゃん』
『でしょ』
『今日の服と合ってる。可愛い』
最高の誉め言葉を忘れていた。
デニムショートパンツ。お母さんのお下がり。短めのTシャツに、ショーパン。そしてサスペンダー。私はこのお下がりが嫌だったけど、お母さんの印象は違った。
『私より似合う』
『ぶかぶかでダサいよ』
『それが可愛いんだって』
ケチャップ。これだけ服装じゃないから混乱したけど、これ、私自身のことだ。
『お前、ケチャップだらけじゃん。可愛いなそれ』
『え? ……うわ。もう! 可愛いってなに?』
『一生懸命食ってるって、可愛いもんなんだよ』
『やだよ。早く言ってよ……』
花柄のワンピース。私もお気に入りだったのに、着ていく場所を間違えた。
『お姉さんになったなあ』
『お母さん、おつゆ跳ねてない?』
『大丈夫だよ、気にすんなって』
『お母さんみたいにがさつになりたくないの!』
お母さんは、私を可愛く思ってくれてたんだ。大げさに言えば、きっと愛しいと思ってくれていた。
だから、ほんとにたまにだけする外食で、何かの記念のように、こうしてメモに残したんだ。お母さんにとって、これは写真のようなものなのかもしれない。同時に、私を育てるための苦悩の滲む生活奮闘記でもある。
「ごっそさん。満足、満足」
「また来たいね。ここだけじゃなくて、もっと色んなとこ、時々連れてくよ」
「仕事の出来る女は違うねえ」
「そ。私、バリバリ稼いでるから」
だから、お母さん。
私の贖いに、もうちょっと付き合ってね。
恥ずかしい気持が強くて、思いを全部口にすることは出来なかった。
言葉で伝えたほうがいいのは分かっているけど、私も急に素直になるのは難しい。
だけど、これからの出張先での食事に、新たな目的がひとつ増えた。
お母さんに食べて欲しい、美味しいお店を探すこと。
お母さんに、楽しんでもらうために。
いつか、素直に思いを伝えるために。
