とりあえず昇降口から校舎の中に入ってみることにした。もしかすると閉まっているかもと思ったが、なぜか玄関口は開いていたのでそこから校内へと入った。相も変わらず暑苦しい。何なら校舎の中のほうが蒸した空気に満たされているように感じる。余計暑苦しい。靴箱から自分の上履きを取り出し、靴を仕舞い込む。普段は生徒に溢れて賑やかな場所なので、自分の音しか響いていないとかなり気味の悪い空間である。
教室へ向かおうと思ったが、その前に自販機で飲み物を買うことにした。あまりの暑さに体がなにか冷たいものを求めているのだ。家で飲んできた水分はもはやすべて汗になって体の外に流れてしまったように感じる。持ってきたペットボトルもかなりぬるくなってしまっている。このままでは確実に脱水症状か熱中症になってしまう。
持ち金を入れて自販機の中から三ツ矢サイダーを選ぶ。真夏にはキンキンに冷えた三ツ矢サイダーが一番効く。受け取り口にボトン、と鈍い音を立てて落ちてきたペットボトルをすぐに取り出し、キャップを開ける。するとプシュッと炭酸の抜ける爽やかな音があたりに響く。これだけで涼しさを感じることができる、現代版風鈴のようなものだ。そしてそれを一気に口の中に含み、喉へ流し込む。思わず「プハー‼」と大きな息が漏れる。フルーティーな風味と甘みが鼻の穴を抜けて一気に広がり、後れを取らずに炭酸の爽やかなパンチが口の中を刺激する。さっきまで火照っていた身体が一気に冷えきったように感じる。
お釣りを忘れないうちに取り出し、そのまま階段を上って教室へ向かうことにした。
汗をだらだら流しながら二階への階段を上る。僕の学校は四階が一年生、三階が二年生、そして二階が三年生と、上級生になるにつれて階が下がってくる仕組みになっている。一年生は四階分も登らなくてはならないため、上るだけでもかなりキツイというのに、夏は恐ろしいほど暑くなるし、遅刻しかけているときの絶望感は半端ではない。(何度かやらかした)そのため三年生になってからは一階分上るだけでよいので、かなり助かっている。
教室へ向かおうと思ったが、その前に自販機で飲み物を買うことにした。あまりの暑さに体がなにか冷たいものを求めているのだ。家で飲んできた水分はもはやすべて汗になって体の外に流れてしまったように感じる。持ってきたペットボトルもかなりぬるくなってしまっている。このままでは確実に脱水症状か熱中症になってしまう。
持ち金を入れて自販機の中から三ツ矢サイダーを選ぶ。真夏にはキンキンに冷えた三ツ矢サイダーが一番効く。受け取り口にボトン、と鈍い音を立てて落ちてきたペットボトルをすぐに取り出し、キャップを開ける。するとプシュッと炭酸の抜ける爽やかな音があたりに響く。これだけで涼しさを感じることができる、現代版風鈴のようなものだ。そしてそれを一気に口の中に含み、喉へ流し込む。思わず「プハー‼」と大きな息が漏れる。フルーティーな風味と甘みが鼻の穴を抜けて一気に広がり、後れを取らずに炭酸の爽やかなパンチが口の中を刺激する。さっきまで火照っていた身体が一気に冷えきったように感じる。
お釣りを忘れないうちに取り出し、そのまま階段を上って教室へ向かうことにした。
汗をだらだら流しながら二階への階段を上る。僕の学校は四階が一年生、三階が二年生、そして二階が三年生と、上級生になるにつれて階が下がってくる仕組みになっている。一年生は四階分も登らなくてはならないため、上るだけでもかなりキツイというのに、夏は恐ろしいほど暑くなるし、遅刻しかけているときの絶望感は半端ではない。(何度かやらかした)そのため三年生になってからは一階分上るだけでよいので、かなり助かっている。
