Soft-drink

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ24位(2026/09/28)

ヒューマンドラマ

完

Ram/著
Soft-drink
作品番号
1789688
最終更新
2026/09/09
総文字数
19,132
ページ数
14ページ
ステータス
完結
いいね数
0
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ24位(2026/09/28)

「全員、死んでしまえばいいのに」
 今まで生きてきてそう感じたことはないだろうか。
 母親や父親に叱られたとき、変な年寄りに絡まれたとき、信じていた友に裏切られたとき、してもいない罪を疑われたとき、夜な夜な布団に包まって私は考えていた。「この世から人間なんていなくなってしまえばいい。そうすれば責任だとか使命だとか、そういう足枷から解放されて楽になれる。自由になれる」
 ある日私は夢を見た。自分が良く知っている景色、見慣れた景色に自分以外の人間が存在していない夢だ。と言っても詳細まで覚えているわけではなく「見た気がする」程度のものなのだが。だがその世界で私は人を探していた。あれだけ死を願っていたのに?
泣いていた。藻掻いていた。抗っていた。そしてすべてを諦めていた。
 「Soft-drink」は私の夢の中の話である。だが決して空想ではないし、現実でもない。これは物語である。
 人を憎むことしか知らないくせに、人を愛しようとしてしまう、あまりにも哀れで健気で不器用な青年の物語だ。
あらすじ
主人公がある日目を覚ますと、そこには見慣れた景色に見慣れない情景が広がっていた。
自分以外のすべての人間が消えてしまった世界、少年はどうにか生きようとこの世界で抗い、藻掻き続ける。
少年の行く果てとは、そして彼の受けるべき裁きとは。
当たり前を当たり前に大切にできない、そんな人間たちにこの物語を捧ぐ。

目次

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