次にやってみたかったこと、それは一人静かに図書室で本を読むことだ。「せっかく誰もいないのにやることがそれかよ」と思われるかもしれない。だがここの図書室はもはや自習室みたいなものなのだ。毎日多くの学生、特に受験生がここで自習を行っており、ほとんどの席が埋まってしまっているのだ。そうなるとそもそも読むことのできる席もないし、周りが全員勉強しているなか、ただ一人だけ本を読んでいるとなると少し肩身が狭い話なのだ。だが今日は誰もいない。周りの目も気にせず好きな本を好きなだけ読むことができる。
さっそく小説コーナーの棚から気になっていた本を何冊か取り出し、椅子に座って読み始める。
「本を図書室で借りて、そのあと自分の家でじっくり読めばよいだろう」という声が聞こえてきそうだが、僕はいつでも好きなタイミングで読める環境に憧れているのだ。本を借りてしまうと期限内はいつでも読めるけど、それを過ぎれば返却しなければならない。もう一度借りるとしても予約をされていれば確実に読めなくなってしまうし、人気本となれば予約してもなかなか自分に回ってこないのだ。そうなってしまうくらいなら自分で本を買って、好きなタイミングで読める方がよっぽど良い。そして最初の話に戻ってくるわけなのだが誰もいない今なら、人の目や返却期限を気にすることなく、好きな本を好きなだけ読むことが可能なのだ。
夕木春央氏の「楽園」や東野圭吾氏の「永遠の記憶」、湊かなえ氏の「王国」などの最新作から、木爾チレン氏の「みんな蛍を殺したかった」、潮谷験氏の「スイッチ 悪魔の実験」、荻原浩氏の「噂」など、興味はあったけど未だ読んだことのなかった作品まで、とにかく目に留まった作品全てを読みつくした。
どれも非常に面白く時間もあっという間に過ぎていき、気が付けば時刻はもう既に十七時手前となっていた。キリの良いところで切り上げることにし、借りていた本もすべて元の棚に戻しておいた。
あとは一体なにをするのか。本当だったらもっとやりたいことが沢山あったのだが、今は夏休み期間ということで防犯の都合上、どこの教室も扉の鍵を閉められているのだ。そのためパソコン室でパソコンをいじってみたり、体育館で一人思いっきり遊んでみたりなど、一度は妄想するであろう夢のあるような事をやってみたかったのだが、残念ながらそれらは断念せざるを得なかった。あと他にやってみたいことはギリギリ法律に触れそうなものばかりだったので辞めておいた。
もう時間もよい頃合いだし、特にほかにやりたいことも思い浮かばなかったためこのまま帰宅することにした。さすがにこの時間になれば気温もそこまで高くないので、先ほどよりかは楽に自転車を漕ぐことができる。
駐輪場から自転車を引っ張り出し、サドルに跨ってまた走り出した。
さっそく小説コーナーの棚から気になっていた本を何冊か取り出し、椅子に座って読み始める。
「本を図書室で借りて、そのあと自分の家でじっくり読めばよいだろう」という声が聞こえてきそうだが、僕はいつでも好きなタイミングで読める環境に憧れているのだ。本を借りてしまうと期限内はいつでも読めるけど、それを過ぎれば返却しなければならない。もう一度借りるとしても予約をされていれば確実に読めなくなってしまうし、人気本となれば予約してもなかなか自分に回ってこないのだ。そうなってしまうくらいなら自分で本を買って、好きなタイミングで読める方がよっぽど良い。そして最初の話に戻ってくるわけなのだが誰もいない今なら、人の目や返却期限を気にすることなく、好きな本を好きなだけ読むことが可能なのだ。
夕木春央氏の「楽園」や東野圭吾氏の「永遠の記憶」、湊かなえ氏の「王国」などの最新作から、木爾チレン氏の「みんな蛍を殺したかった」、潮谷験氏の「スイッチ 悪魔の実験」、荻原浩氏の「噂」など、興味はあったけど未だ読んだことのなかった作品まで、とにかく目に留まった作品全てを読みつくした。
どれも非常に面白く時間もあっという間に過ぎていき、気が付けば時刻はもう既に十七時手前となっていた。キリの良いところで切り上げることにし、借りていた本もすべて元の棚に戻しておいた。
あとは一体なにをするのか。本当だったらもっとやりたいことが沢山あったのだが、今は夏休み期間ということで防犯の都合上、どこの教室も扉の鍵を閉められているのだ。そのためパソコン室でパソコンをいじってみたり、体育館で一人思いっきり遊んでみたりなど、一度は妄想するであろう夢のあるような事をやってみたかったのだが、残念ながらそれらは断念せざるを得なかった。あと他にやってみたいことはギリギリ法律に触れそうなものばかりだったので辞めておいた。
もう時間もよい頃合いだし、特にほかにやりたいことも思い浮かばなかったためこのまま帰宅することにした。さすがにこの時間になれば気温もそこまで高くないので、先ほどよりかは楽に自転車を漕ぐことができる。
駐輪場から自転車を引っ張り出し、サドルに跨ってまた走り出した。
