愛の終わりを知らない君へ

そのおかげで物心がついた頃から女子に困ったことはなく、来るもの拒まずな性格でもあったため、コロコロ彼女を変えたり遊んでいたりしていた。


自分から誰かを好きになったりアピールをしたりしたことはなく、“好き”と言われたから同じように返しているだけ。


そんな俺を周りは「クズ」「タラシ」と呼ぶが、別にどうだっていい。


傷つきたくないのなら最初から寄ってこなければいい。


俺に騙される相手が悪いのだ。


ただ、こんな性格だからか、本物の愛…純愛とやらに多少の興味はある。


そんなもの本当に実在するのか。その答えはまだ見つけられていない。



「なー清太郎。純愛って何だと思う?」


「はー?そんなの、一生を捧げたいと思うくらい誰かを一途に想い続けることだろ。おまえとは一生縁のない言葉だろ」



「ひどいなあ」と返しながら、ぼんやりと考える。


つまり、結婚をしたらそれは純愛となるのだろうか?