愛されることも愛することもまだよくわからない、17歳。
あの頃は、それでよかったんだ…。
「朔〜。今日うち誰もいないんだけど来ないー?」
「えーまじ?行こうかなあ」
半袖の下から覗く華奢な腕を絡ませてきた女子生徒に、なんとか名前を思い出そうと頭を働かせる。
しかし、むせそうになるくらいきつい香水の匂いが邪魔をしてきて思考が働かない。
「じゃあ、また放課後ねー!」
予鈴とともに自クラスに戻っていった女子生徒に手を振り返しながら、最後まで名前を思い出すことはなかった。
「まーた女たぶらかしてんのか?本当おまえはクズ男だな」
一部始終を見ていたのか、前の席にどかっと腰掛けてきた中学からの友達である清太郎に「おはよう」と挨拶をする。
あの頃は、それでよかったんだ…。
「朔〜。今日うち誰もいないんだけど来ないー?」
「えーまじ?行こうかなあ」
半袖の下から覗く華奢な腕を絡ませてきた女子生徒に、なんとか名前を思い出そうと頭を働かせる。
しかし、むせそうになるくらいきつい香水の匂いが邪魔をしてきて思考が働かない。
「じゃあ、また放課後ねー!」
予鈴とともに自クラスに戻っていった女子生徒に手を振り返しながら、最後まで名前を思い出すことはなかった。
「まーた女たぶらかしてんのか?本当おまえはクズ男だな」
一部始終を見ていたのか、前の席にどかっと腰掛けてきた中学からの友達である清太郎に「おはよう」と挨拶をする。



