「じゃあ、これからルール説明をするよ~!と、その前に、私の自己紹介♡」
誰だか分からない女の声が聞こえて、みんなが怖がる。
「私の名前はヒ・ミ・ツよ~。あっ、失礼。名前が『ヒミツ』って言うの。よろしく~」
萌香が不安そうに下を向く。他の女子も泣き出しそうになってしまっている。
気づかないうちに、佐藤はどこかに行っていた。教室には生徒32名。
「チッ!」
誰かが舌打ちをする。みんなパニックになって落ち着かない様子だ。
「おい!お前らは馬鹿なのか!そんな怖がるなよ!逃げればいいじゃないか」
窓側の一番後ろに座っている俊助が言う。
「ドアが開かないんだ。びくともしない。たぶん、鍵がかかってるんだと思う」
廊下側に座っている冬馬が答えた。後ろのドアも開けようとするが、無理だ。
窓も、外から鍵がかかっているのか分からないが、開かない。ここから脱出するのは無理のようだ。
「閉じ込められたの…?」
萌香が力なくつぶやく。
「そうみたいだね」
冬馬は、なるべく萌香が悲しまないように答えるが、萌香は吐きそうになる。
「あ~うるさ。早く黙って頂戴。あんたらが黙らないと私はしゃべれないからね♡」
ヒミツが言う。だが、静かにならない。
「黙れクソガキ。まだ静かにならないようなら、全員地獄行きだよっ♡つまり、死ぬっていうこと」
相変わらず静かにならない教室の様子が見えるのか、ヒミツはしびれをきらしたように言った。
ヒミツの「死ぬ」という言葉に反応して、クラスが沈黙に包まれる。
「あ、ちなみにぃ~。君たちの様子はこっちから見えるから。教室は全部ロックされてる。脱出は不可能よ♡じゃあ、これから、ルール説明をするよ~。いいかな?」
「嫌だ~‼俺は、そんなゲームなんか嫌だ!」
佳はドアをひたすら叩きながら逃げようとする。
「暴れるなら○すよ♡」
「いいよ‼そんなゲームやらされるよりはましだ~‼」
佳が挑発をすると、十秒も経たずに、黒い液体が、天井から佳めがけて流れる。
「なんだこれ!」
「きゃあっ!」
佳の隣にいた斎藤呱々が後さずりして、場所を移動する。
今日、休みの佐々木信の席に座った。すると、信の席から電流のようなものが流れる。
「痛いっ!」
女子生徒が苦しむ。
「あああああっ!」
佳が悲鳴をあげる。
「これは…毒だ」
佳が最後の力をふりしぼってみんなに忠告をする。
「きゃあああああああ」
突然、一軍女子、咲楽が叫ぶ。呱々が咲楽の腕に触れたからだ。
「やめて、呱々!」
咲楽は抵抗をするが、呱々は咲楽の手をがっちりつかんで離さない。
冬馬がかけよって、咲楽の左腕をつかむ。そして、黒板側へとひっぱる。呱々は咲楽の右腕を掴んでいる為、手を離す。
「大丈夫?」
「うん。ありがとう」
咲楽が冬馬に礼を言った。
「おお~っ!冬馬くんのおかげで咲楽ちゃんは、死なずに済みました~。冬馬くんは正義のヒーローだね♡」
「俺の名前を知ってるんですか」
冬馬が疑いながらも言う。こちらの様子が分かるのなら、会話できるのかもしれない。
「もちろん~!このクラスの全員の名前、特徴、そして顔と全身!全部見えてるよ~♡」
「嘘だろ」
「写真もかよ」
唯人と男子生徒がつぶやく。
「あ~っ!それと…佳くんと呱々ちゃんの死亡が確認されました!残念~」
死体はそのまま置かれている。佳は横わたって、呱々は椅子に頭をのせた状態で目を閉じている。
「佳、呱々さん、ごめん」
冬馬が謝る。冬馬が○したわけではないが、なぜか申し訳なくなってしまったからだ。
「二人が亡くなったのは冬馬のせいじゃないよ」
萌香が悲しそうに言うが、冬馬は、「咲楽を助けたから、呱々が亡くなってしまった」ということを根に持っているのだ。
「悲しいけど…次に進もうよ、冬馬」
「そっか。ごめん」
「ほら、また謝ってる!『ごめん』ばっかりだよ冬馬は」
「ごめん…じゃなかった」
「さあさあ~。青春ドラマは終わりにして、そろそろルール説明をさせてよ♡」
萌香と冬馬の話に呆れたようにヒミツが言った。二人はうなずく。
「じゃあ、第一ゲームのルールと内容を説明します♡」
誰だか分からない女の声が聞こえて、みんなが怖がる。
「私の名前はヒ・ミ・ツよ~。あっ、失礼。名前が『ヒミツ』って言うの。よろしく~」
萌香が不安そうに下を向く。他の女子も泣き出しそうになってしまっている。
気づかないうちに、佐藤はどこかに行っていた。教室には生徒32名。
「チッ!」
誰かが舌打ちをする。みんなパニックになって落ち着かない様子だ。
「おい!お前らは馬鹿なのか!そんな怖がるなよ!逃げればいいじゃないか」
窓側の一番後ろに座っている俊助が言う。
「ドアが開かないんだ。びくともしない。たぶん、鍵がかかってるんだと思う」
廊下側に座っている冬馬が答えた。後ろのドアも開けようとするが、無理だ。
窓も、外から鍵がかかっているのか分からないが、開かない。ここから脱出するのは無理のようだ。
「閉じ込められたの…?」
萌香が力なくつぶやく。
「そうみたいだね」
冬馬は、なるべく萌香が悲しまないように答えるが、萌香は吐きそうになる。
「あ~うるさ。早く黙って頂戴。あんたらが黙らないと私はしゃべれないからね♡」
ヒミツが言う。だが、静かにならない。
「黙れクソガキ。まだ静かにならないようなら、全員地獄行きだよっ♡つまり、死ぬっていうこと」
相変わらず静かにならない教室の様子が見えるのか、ヒミツはしびれをきらしたように言った。
ヒミツの「死ぬ」という言葉に反応して、クラスが沈黙に包まれる。
「あ、ちなみにぃ~。君たちの様子はこっちから見えるから。教室は全部ロックされてる。脱出は不可能よ♡じゃあ、これから、ルール説明をするよ~。いいかな?」
「嫌だ~‼俺は、そんなゲームなんか嫌だ!」
佳はドアをひたすら叩きながら逃げようとする。
「暴れるなら○すよ♡」
「いいよ‼そんなゲームやらされるよりはましだ~‼」
佳が挑発をすると、十秒も経たずに、黒い液体が、天井から佳めがけて流れる。
「なんだこれ!」
「きゃあっ!」
佳の隣にいた斎藤呱々が後さずりして、場所を移動する。
今日、休みの佐々木信の席に座った。すると、信の席から電流のようなものが流れる。
「痛いっ!」
女子生徒が苦しむ。
「あああああっ!」
佳が悲鳴をあげる。
「これは…毒だ」
佳が最後の力をふりしぼってみんなに忠告をする。
「きゃあああああああ」
突然、一軍女子、咲楽が叫ぶ。呱々が咲楽の腕に触れたからだ。
「やめて、呱々!」
咲楽は抵抗をするが、呱々は咲楽の手をがっちりつかんで離さない。
冬馬がかけよって、咲楽の左腕をつかむ。そして、黒板側へとひっぱる。呱々は咲楽の右腕を掴んでいる為、手を離す。
「大丈夫?」
「うん。ありがとう」
咲楽が冬馬に礼を言った。
「おお~っ!冬馬くんのおかげで咲楽ちゃんは、死なずに済みました~。冬馬くんは正義のヒーローだね♡」
「俺の名前を知ってるんですか」
冬馬が疑いながらも言う。こちらの様子が分かるのなら、会話できるのかもしれない。
「もちろん~!このクラスの全員の名前、特徴、そして顔と全身!全部見えてるよ~♡」
「嘘だろ」
「写真もかよ」
唯人と男子生徒がつぶやく。
「あ~っ!それと…佳くんと呱々ちゃんの死亡が確認されました!残念~」
死体はそのまま置かれている。佳は横わたって、呱々は椅子に頭をのせた状態で目を閉じている。
「佳、呱々さん、ごめん」
冬馬が謝る。冬馬が○したわけではないが、なぜか申し訳なくなってしまったからだ。
「二人が亡くなったのは冬馬のせいじゃないよ」
萌香が悲しそうに言うが、冬馬は、「咲楽を助けたから、呱々が亡くなってしまった」ということを根に持っているのだ。
「悲しいけど…次に進もうよ、冬馬」
「そっか。ごめん」
「ほら、また謝ってる!『ごめん』ばっかりだよ冬馬は」
「ごめん…じゃなかった」
「さあさあ~。青春ドラマは終わりにして、そろそろルール説明をさせてよ♡」
萌香と冬馬の話に呆れたようにヒミツが言った。二人はうなずく。
「じゃあ、第一ゲームのルールと内容を説明します♡」



