ハルカスーパーの陽気な曲が流れている。
きらめく〜はるか〜
いつでも〜はるか〜
そこには〜はるか〜
○ハルカスーパー・レジ
清水がレジをしていると、田所雅彦店長が後ろにいる。田所店長のさらに後ろには、店員が2人。清水はレジでお客さんの対応をしていて気付いていない。
清水「366円になりますーありがとうございました」
田所「清水さん、たかっていますよ、何かいいことありました」
清水「っうわ、店長いたんですか?」
田所「あそこにできたラーメン屋、朝から行列だねー大忙しだね」
清水「ああ、人気みたいですね」
田所「清水さんは、人気なものしか見ないですか?」
清水「いいえ、そんなことはないですよ」
田所「じゃあイケメン芸能人とか、人気で可愛いインフルエンサーより、自分の方が大好きですか」
清水「はい?店長、私そんな自己中心的自己愛に見えますか」
田所「はい、だって、たかっていますよ」
清水の背後には、田所店長以外に、5名のスーパーの店員がゾロゾロとたかっていた。
清水「え、突然なん…でしょうか」
清水はびっくりした、が当たり前のように無感情だった。5名の店員は何もせず清水をじっとみていて、自分の業務に戻った。
田所「やっぱり、たかられるの、好きなんですね」
田所の笑顔は、唇を糸で引っ張られた笑顔だった。
○鮮魚コーナー
アジ、ヒラめ、イカ、タコ、パックが陳列されている。隣には水槽があり、中に魚が泳いでいて、その中から魚が捌かれて、売られていく。
その水槽の中には、水城さんという女性がそこにいた。
村上美代子(67)は水城と書いた黄色の鉢巻に、水城担のうちわを出して、全力で応援している。水城は、水槽の中から手を振っている。
村上「きゃー水城ちゃーん!こっち見た!」
水城は、手を振っていて村上を夢中にさせていた。村上は水城と書いているうちわを振り回し、掛け声(コール)を始める。
おばちゃん「きらめく水城〜いつでも水城〜、ハルカの水城〜」
水城は水槽の中で踊っていて、村上は応援しながら器用に水城をスマホで撮影していた。
水城は、村上へのファンサが絶好調だ。
村上「水城ちゃーん、バキューンしておねがーい、バーンしておねがーい」
水城は村上に鉄砲でばーんすると、村上の胸に貫通して、血が溢れた。鮮魚コーナーは血まみれになった。
村上「きゃーーーーーー」
その様子を、店長と清水がそっと見ていた。
店長「ああやって、熱狂の中での依存をすることにより、素晴らしい成果物が生まれます」
清水「成果物…」
村上は鮮魚パックに入れられて、そのまま成果物としてダンボールに詰められた。
・・・
○ ハルカスーパー・駐車場
灼熱で35度、太陽が照っていた。金田翔は、アスファルトにフライパンをかざした。
6パックの卵を1つを割って、フライパンに入れた。金田がフライパンと、卵をじっと観察している。フライパンの中には、生卵があるだけだ。
荒木「何してるんですか」
金田「ああ、できない事をしていると、生きてるって実感しませんか」
荒木「できない事…」
金田「目玉焼き、灼熱の太陽で作るんですよ」
荒木「意味なくないですか?」
金田「意味、理由、それは生存本能ですか」
荒木「いや、そういう意味じゃ」
赤い車が突進してきて、クラクションが鳴らされ、怒っているようだ。
荒木は少し離れたが、金田は動かない。
荒木「一旦、こっちにきてください」
赤い車は発進して、金田とフライパンと生卵が弾け飛んだ。荒木は呆然と事態が、理解できないでいた。
赤い車は轢き逃げで、ハルカスーパーを出た行った。男性の残骸は、骨が抉れて、内臓が飛び出していた。
フライパンの中にいる生卵は、内臓にべっちゃりと付いていた。
きらめく〜はるか〜
いつでも〜はるか〜
そこには〜はるか〜
○ハルカスーパー・レジ
清水がレジをしていると、田所雅彦店長が後ろにいる。田所店長のさらに後ろには、店員が2人。清水はレジでお客さんの対応をしていて気付いていない。
清水「366円になりますーありがとうございました」
田所「清水さん、たかっていますよ、何かいいことありました」
清水「っうわ、店長いたんですか?」
田所「あそこにできたラーメン屋、朝から行列だねー大忙しだね」
清水「ああ、人気みたいですね」
田所「清水さんは、人気なものしか見ないですか?」
清水「いいえ、そんなことはないですよ」
田所「じゃあイケメン芸能人とか、人気で可愛いインフルエンサーより、自分の方が大好きですか」
清水「はい?店長、私そんな自己中心的自己愛に見えますか」
田所「はい、だって、たかっていますよ」
清水の背後には、田所店長以外に、5名のスーパーの店員がゾロゾロとたかっていた。
清水「え、突然なん…でしょうか」
清水はびっくりした、が当たり前のように無感情だった。5名の店員は何もせず清水をじっとみていて、自分の業務に戻った。
田所「やっぱり、たかられるの、好きなんですね」
田所の笑顔は、唇を糸で引っ張られた笑顔だった。
○鮮魚コーナー
アジ、ヒラめ、イカ、タコ、パックが陳列されている。隣には水槽があり、中に魚が泳いでいて、その中から魚が捌かれて、売られていく。
その水槽の中には、水城さんという女性がそこにいた。
村上美代子(67)は水城と書いた黄色の鉢巻に、水城担のうちわを出して、全力で応援している。水城は、水槽の中から手を振っている。
村上「きゃー水城ちゃーん!こっち見た!」
水城は、手を振っていて村上を夢中にさせていた。村上は水城と書いているうちわを振り回し、掛け声(コール)を始める。
おばちゃん「きらめく水城〜いつでも水城〜、ハルカの水城〜」
水城は水槽の中で踊っていて、村上は応援しながら器用に水城をスマホで撮影していた。
水城は、村上へのファンサが絶好調だ。
村上「水城ちゃーん、バキューンしておねがーい、バーンしておねがーい」
水城は村上に鉄砲でばーんすると、村上の胸に貫通して、血が溢れた。鮮魚コーナーは血まみれになった。
村上「きゃーーーーーー」
その様子を、店長と清水がそっと見ていた。
店長「ああやって、熱狂の中での依存をすることにより、素晴らしい成果物が生まれます」
清水「成果物…」
村上は鮮魚パックに入れられて、そのまま成果物としてダンボールに詰められた。
・・・
○ ハルカスーパー・駐車場
灼熱で35度、太陽が照っていた。金田翔は、アスファルトにフライパンをかざした。
6パックの卵を1つを割って、フライパンに入れた。金田がフライパンと、卵をじっと観察している。フライパンの中には、生卵があるだけだ。
荒木「何してるんですか」
金田「ああ、できない事をしていると、生きてるって実感しませんか」
荒木「できない事…」
金田「目玉焼き、灼熱の太陽で作るんですよ」
荒木「意味なくないですか?」
金田「意味、理由、それは生存本能ですか」
荒木「いや、そういう意味じゃ」
赤い車が突進してきて、クラクションが鳴らされ、怒っているようだ。
荒木は少し離れたが、金田は動かない。
荒木「一旦、こっちにきてください」
赤い車は発進して、金田とフライパンと生卵が弾け飛んだ。荒木は呆然と事態が、理解できないでいた。
赤い車は轢き逃げで、ハルカスーパーを出た行った。男性の残骸は、骨が抉れて、内臓が飛び出していた。
フライパンの中にいる生卵は、内臓にべっちゃりと付いていた。



