君と幸せなサヨナラをしよう。

「……元カレ、新しいカノジョがいました」


それもスタイル良くて綺麗で私より背が高くて気品高い女性。

カノジョかどうか確定したわけではないけれど、しょーくんの好きそうなタイプだし一人で訪ねてきたということはただの友だちって感じでもなさそう。


「再会して最悪って言われたし、なんか……前に進んでいないのは私だけなんだなって思うと悔しくて。

でもこのままずっと、ただ退院するのを待つだけじゃ私は何も変われない気がするし、かと言っていざ君を前にすると昔みたいに完全に君のペースに呑み込まれて素直になれなくって。

幸せになってねなんて平気なふりしなきゃよかったって後悔してるから、別れたときに聞けなかったことを知りたいし、本当に言いたかったことをちゃんと伝えたい。

でもそんなことしたらもっと嫌われそうで怖いの。
もう嫌われているのは分かってるのに、これ以上嫌いにならないでって思う自分がいる」