君と幸せなサヨナラをしよう。



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今日は日勤。8時から17時のフルタイム。

総合病院で病棟看護師として配属されてから、何度も通ってきた通勤路。

朝昼晩、同じ道でも曜日や時間帯が違うと行き交う人々も違うし、空気の温度も違う。


そんな当然のことを考えながらぼーっと職員キーで重たい扉を解錠し、スタッフルームに入る。

制服(スクラブ)に着替えている最中、ぽん、と誰かに肩を叩かれた。


振り向くと屈託ない笑みを浮かべたぱっちりお目々の女の子が、おはよー、と気さくな挨拶をくれる。


「しろっきー!おはよ〜」


しろっきー、こと白木(しろき) (さくら)ちゃん。
私と同期で一つ年下の女性看護師。


「すずちゃんと日勤かぶるのおひさじゃなーい?やったー」


大げさにバンザイするしろっきーは今日も相変わらず元気もりもり。


すずちゃんというのは私のあだ名。
新人看護師の初任者研修中、ペアだったしろっきーが私の姓 鈴木(すずき)から取ってきてくれたんだ。