君と幸せなサヨナラをしよう。

ユウ先輩もこれからお昼なのかな、なんて考えていたらふと目が合って、会計を終えてこちらへ向かってくる。


「二人ともお疲れー、休憩何時まで?」

「お疲れ様です!私あと10分でーす」

「お疲れ様です、私はさっき入ったばっかりです」

「そっかそっか。これよかったら」


そう言ってビニール袋から取り出したのは2本のパック飲料。

もしかして最初からこちらに気付いてたのかな。


「はいこれ白木さん」

「わ、これ期間限定のキャラメルコーヒー!あざっす先輩!」

「こっちはすずちゃん」

「ありがとうございますっ」

「いえいえー」


やっぱり先輩は人をよく見てる。

しろっきーが限定販売品ばかり飲んでいるのも、私がよくカフェオレを飲んでいるのも把握済みで、本当に尊敬する。


「ご一緒していい?」


向かい合っている私たちの間へ椅子を寄せ、コの字みたいな座席配置にしようとする先輩。

するとしろっきーが勢いよく立ち上がる。