君と幸せなサヨナラをしよう。


「仕事はどう?もうすぐ3か月経つけど、だんだん慣れてきたかな」

「はい、おかげさまで。大変ですけどきっと性に合ってます」

「それはよかった。困ったことがあったらいつでも遠慮なく言ってね、僕も初めは周りに助けられてばっかりだったから」

「ありがとうございます!ほんと良い先輩に恵まれてよかったです」


それから同期との関わりや話しにくい先生の愚痴、先輩たちの交友関係などなど。

主に九堂先輩がリードする会話だったけど、テンポもちょうどよくて笑いが絶えなくて、あっという間に満腹になった。


「いやぁ、ほんと楽しいなーすずちゃんと話すの」

「いやいや先輩の話が面白いからですよ」


いつの間にかすずちゃん呼びになるくらいには仲良くなった。

ちら、と腕時計を確認すると、もうすぐ22時を回ろうとしていた。


「そろそろお開きにしようか」

「はい。あっという間に3時間も経っててびっくりです」

「本当にね。3時間ってこんなに早かったっけ」