君と幸せなサヨナラをしよう。

「いや何の用?俺たちはもう終わったし、それにハナって男いるんでしょ?こんな弱った姿見て貶しにきたわけ?」

「っ、ちがうよ!てか男ってなに!? そんなのいないに決まってるじゃん!!」

「じゃあなに、俺に嫌われた腹いせに殴りにでも来たわけ?」

「なわけ無いじゃん!お見舞いにきただけだよっ」

「なんでだよ。頼んでないし顔も見たくない」

「そ、そんな言い方しないでよ……」

「はぁー、うるさいな、早く帰れ」

「こらこらこらー。元気になったはいいけどお口も達者になっちゃって、しょーくんってこんなお猿さんみたいな人だったかしらー?」

「……ちっ」


軽く煽りつつ場の空気を制すように仲裁に入る蘭。

つい毒を吐き出してしまい自分らしかぬ言動に反省する。

3ヶ月も隔離生活を送っていたら、予見不可なできごとの耐性が無くなってしまったようだ。

免疫力と一緒にそんなものまで失っていたとは。
もう二度とあんな生活やりたくねぇ。