しろっきーと飲み会のときは楽しみだから、脳内が「早く帰りたい」でいっぱいなんだ。
そんな前のめりな姿勢が仕事中もダダ漏れなんだろうな。
「もうわくわくしちゃうのやめたい、顔に出るのやだ」
「わくわくはやめないで、あたち泣いちゃう」
「もー、しろっきー泣かないでぴえん」
「すずちゃんはそのままでいいんだぴょん」
お酒ってすごいね。大人なのに子供みたいな会話になっちゃう。
それにしても九堂先輩ってよく人のこと見てる。
いくら私が顔に出やすいからって、こんなプライベートなことまでお見通しとは。
「んーでもやっぱり、ご一緒にしたいってことはチームの円滑なコミュニケーションのために3人で飲みに行きましょうって解釈だと思うんだよなあ」
「真相は本人のみぞ知る。はい、聞いてみなよ」
「へ!?いつのまに……」
しろっきーから差し出された私の携帯の画面には、九堂先輩の連絡先が登録されていた。
テーブルに無防備に置いていたことを反省。
