しばらくして落ち着いたあたしを察した先輩は、メニュー表をぱたん、とテーブルに伏せて口を開く。
「……ひとつ応えられるとしたら、一緒にライブ、行きたいかも」
友達として、と申し訳なさそうに付け加えてあたしの胸ポケットに挿しているボールペンを見つめる九堂先輩。
先輩と話すきっかけを作ってくれた、バンドグッズのペン。
「ええええ!まじすか先輩!行きましょう!」
思わず身を乗り出して手を取ってしまい、慌てて椅子に座り直す。
「おおっ、びっくりしたー。うん、実は僕の世代あんまりファンいなくてさ、行ったことないんだよね」
「うわー、それ超もったいないです、ライブまじ最高なんで絶対行きましょ!! バラードの曲でもライブ化けするんでほんと全曲神なんですよ!」
「それは楽しみだ」
これのために毎日仕事を頑張れるといっても過言ではない。推し活は偉大だ。
「……ひとつ応えられるとしたら、一緒にライブ、行きたいかも」
友達として、と申し訳なさそうに付け加えてあたしの胸ポケットに挿しているボールペンを見つめる九堂先輩。
先輩と話すきっかけを作ってくれた、バンドグッズのペン。
「ええええ!まじすか先輩!行きましょう!」
思わず身を乗り出して手を取ってしまい、慌てて椅子に座り直す。
「おおっ、びっくりしたー。うん、実は僕の世代あんまりファンいなくてさ、行ったことないんだよね」
「うわー、それ超もったいないです、ライブまじ最高なんで絶対行きましょ!! バラードの曲でもライブ化けするんでほんと全曲神なんですよ!」
「それは楽しみだ」
これのために毎日仕事を頑張れるといっても過言ではない。推し活は偉大だ。
