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翌日。天気は最悪。
あの分厚い雲たちを巨大な扇風機で吹き飛ばしてやりたい。
振られることがわかっている告白は、こんなにも緊張しないんだ。
学生時代のそれとは全然違う気持ちになって、ああ、もう青くない春なんだなと思う。
いつ声をかけようかと九堂先輩をうかがっていたら、そのチャンスは昼休みにやってきた。
「九堂先輩、これからお昼ですか?」
「うん、白木さんも?」
「はい。ちょうど区切りいいんでこれからです」
ご一緒していいですか、と肩を並べて笑顔を向けると先輩も笑って返事をくれる。
「もちろん。食堂でいいかな?」
「はい。やったー♪なにげ初めてですよねー、一緒にランチするの」
「そういえばそうか。白木さんいつも誰かといるから二人は初めてだね」
「九堂先輩は落ち着いて食べたい派ですか?」
「うーん、まあそんな時もあるけど、今日は誰かと食べたいと思ってたよ」
本音か建前かなんていつも先輩を見ていればお見通しだ。
