なんか、凄く久しぶりだなと思いながら、先程ペトを不安にさせてしまったので、ここらでいっちょ真面目な所を見せていきたいと思います。
授業で習った礼儀作法を思い出して、まずは椅子から優雅に立ち上がる。
王族らしく、ひらひらした服をサッと分けて、左足を引いて跪く。王子様とかがやったらみんながキャーキャー言いそうな仕草だ。……俺も王子様だった。
ミームの顔を直接見ないように足元辺りを見ながら、両手を膝の上で交差する。
これがこの国の最上級の礼儀作法だそうだ。
そして、相手が口を開くまで待つ。身分の低い人が身分の高い人に話しかけてはいけないっていうのは、異世界のテンプレだよね。
「あぁ~、ルイーナ。何て天才なんだ。服のさばき方も完璧だったし、足の引き方も最高に可愛かったよ。交差する両手の角度も誰よりも可愛くて最高だよ」
親ばかって、凄いよな。
ちょっと跪いただけでそんなに褒められるって、マジで才能だと思う。
俺は子供たちをそんな風に褒めた事は一度もなかったな。反省。
「でも、パパの前でそんな風にされたら寂しくなっちゃう。もうちょっと大きくなるまでは、駆け寄ってくれたら嬉しいな~。それで、抱っこしてギュッてしてスベスベほっぺをスリスリさせてもらえたら最高なんだけどな~」
発言の許可を出すどころじゃなく、馬鹿みたいな要求を繰り出してきた。
どうするのが正解かと悩んだが、今はミームに頼み事をしに来たのだから、望みを叶えてやった方が良いか?
チラッとユハの方を見てみたら、微笑ましそうに見守られていた。
っていうか、ユハはいつも微笑んでいるな。
ペトはどう思っているか分からないけど、まぁ、俺はちゃんとしたんだから、文句を言われる筋合いは無いだろう。
すくっと立ち上がり、俺はミームの望み通り駆け寄ってみた。
正直、俺としてもちょっと寂しかったらしい。
子供の身体というのは、親の愛情を欲するように何かしらのホルモンが出てるのだろう。
ミームに体当たりする勢いで抱き付いたら、ちょっとホッとした。
幸せホルモンを急速充填している感じだ。触れ合うってマジ大事。多分、ミームも幸せホルモンを急速充填している所だと思う。
思った以上に、ストレスが溜まっていたのかも知れない。
絶対的に甘えられる大人ってのはやっぱり必須だよな。
「あ~、ルイーナ、私の可愛いルイーナ。会いたかったよ」
俺が駆け寄って抱き付きやすいようにしゃがんでくれていたミームが、俺をギュッと抱き締めて、存分にスリスリしてくる。
はぁ、幸せ。
なんて思っていたら、ふわっと抱き上げられた。
15キロくらいあると思うんだけど。いきなり持ち上げても特に問題なさそうだ。
「いつの間にかこんなに大きくなって。寂しかっただろ」
騎士達に囲まれていると、凄く華奢に見えるけど、ミームは割と筋肉質なのかも知れない。
全く苦も無く抱き上げられてビックリだ。
前世の俺は、まさにヒョロだったから、四歳児とか絶対抱っこなんか出来なかったわ。することもなかったけど。一番大きくて、一歳位だな。後は重そうだから絶対抱っこなんかしなかった。一歳でも十分重かったからすぐ下ろしたし。
「身体も何か、しっかりし始めたな。前まではふにゃふにゃだったのにな~」
ミームはずっと、俺の頭にスリスリして堪能している。
このままでは、本題に入るタイミングが無くなってしまう。
「そろそろ椅子、座りたい」
ミームの絶望顔が、ちょっとツボにはまった。
授業で習った礼儀作法を思い出して、まずは椅子から優雅に立ち上がる。
王族らしく、ひらひらした服をサッと分けて、左足を引いて跪く。王子様とかがやったらみんながキャーキャー言いそうな仕草だ。……俺も王子様だった。
ミームの顔を直接見ないように足元辺りを見ながら、両手を膝の上で交差する。
これがこの国の最上級の礼儀作法だそうだ。
そして、相手が口を開くまで待つ。身分の低い人が身分の高い人に話しかけてはいけないっていうのは、異世界のテンプレだよね。
「あぁ~、ルイーナ。何て天才なんだ。服のさばき方も完璧だったし、足の引き方も最高に可愛かったよ。交差する両手の角度も誰よりも可愛くて最高だよ」
親ばかって、凄いよな。
ちょっと跪いただけでそんなに褒められるって、マジで才能だと思う。
俺は子供たちをそんな風に褒めた事は一度もなかったな。反省。
「でも、パパの前でそんな風にされたら寂しくなっちゃう。もうちょっと大きくなるまでは、駆け寄ってくれたら嬉しいな~。それで、抱っこしてギュッてしてスベスベほっぺをスリスリさせてもらえたら最高なんだけどな~」
発言の許可を出すどころじゃなく、馬鹿みたいな要求を繰り出してきた。
どうするのが正解かと悩んだが、今はミームに頼み事をしに来たのだから、望みを叶えてやった方が良いか?
チラッとユハの方を見てみたら、微笑ましそうに見守られていた。
っていうか、ユハはいつも微笑んでいるな。
ペトはどう思っているか分からないけど、まぁ、俺はちゃんとしたんだから、文句を言われる筋合いは無いだろう。
すくっと立ち上がり、俺はミームの望み通り駆け寄ってみた。
正直、俺としてもちょっと寂しかったらしい。
子供の身体というのは、親の愛情を欲するように何かしらのホルモンが出てるのだろう。
ミームに体当たりする勢いで抱き付いたら、ちょっとホッとした。
幸せホルモンを急速充填している感じだ。触れ合うってマジ大事。多分、ミームも幸せホルモンを急速充填している所だと思う。
思った以上に、ストレスが溜まっていたのかも知れない。
絶対的に甘えられる大人ってのはやっぱり必須だよな。
「あ~、ルイーナ、私の可愛いルイーナ。会いたかったよ」
俺が駆け寄って抱き付きやすいようにしゃがんでくれていたミームが、俺をギュッと抱き締めて、存分にスリスリしてくる。
はぁ、幸せ。
なんて思っていたら、ふわっと抱き上げられた。
15キロくらいあると思うんだけど。いきなり持ち上げても特に問題なさそうだ。
「いつの間にかこんなに大きくなって。寂しかっただろ」
騎士達に囲まれていると、凄く華奢に見えるけど、ミームは割と筋肉質なのかも知れない。
全く苦も無く抱き上げられてビックリだ。
前世の俺は、まさにヒョロだったから、四歳児とか絶対抱っこなんか出来なかったわ。することもなかったけど。一番大きくて、一歳位だな。後は重そうだから絶対抱っこなんかしなかった。一歳でも十分重かったからすぐ下ろしたし。
「身体も何か、しっかりし始めたな。前まではふにゃふにゃだったのにな~」
ミームはずっと、俺の頭にスリスリして堪能している。
このままでは、本題に入るタイミングが無くなってしまう。
「そろそろ椅子、座りたい」
ミームの絶望顔が、ちょっとツボにはまった。


