ここはどこかの社殿の中だろうか?
広い部屋に敷かれた畳は綺麗で真新しく、周りを囲む柱には立派な細工が施され蛇神神社とは違った美しさがそこにはあった。
どうやらここは稲荷様の神社の中らしい。
「式は明日だ。村の者には遣いが伝えてある」
なにも心配しなくていいと言われたが
それどころじゃなかった。
旦那様は私が稲荷様に連れて行かれるのを止めようとしてくれた。
それなのに
私は逃げる事もできるのに迷ってしまう自分がいた。
(本当にこのままでいいの!?
でも稲荷様に逆らったら旦那様はどうなってしまうんだろう)
稲荷様を説得しようとするも戸惑う私を察したのか彼は言った。
「すももさん、迷わなくていい。
君は神である私に嫁ぐんだ。君の家族だって今頃遣いから話を聞いて安心している」
もう一つの気掛かりにしていた事を当てられ
私は更に動揺した。
家族は私が亡くなったと思っているに違いない。
きっと安堵して稲荷様との結婚を祝福してくれるはずだ。
(でも、これでいいの?)
広い部屋に敷かれた畳は綺麗で真新しく、周りを囲む柱には立派な細工が施され蛇神神社とは違った美しさがそこにはあった。
どうやらここは稲荷様の神社の中らしい。
「式は明日だ。村の者には遣いが伝えてある」
なにも心配しなくていいと言われたが
それどころじゃなかった。
旦那様は私が稲荷様に連れて行かれるのを止めようとしてくれた。
それなのに
私は逃げる事もできるのに迷ってしまう自分がいた。
(本当にこのままでいいの!?
でも稲荷様に逆らったら旦那様はどうなってしまうんだろう)
稲荷様を説得しようとするも戸惑う私を察したのか彼は言った。
「すももさん、迷わなくていい。
君は神である私に嫁ぐんだ。君の家族だって今頃遣いから話を聞いて安心している」
もう一つの気掛かりにしていた事を当てられ
私は更に動揺した。
家族は私が亡くなったと思っているに違いない。
きっと安堵して稲荷様との結婚を祝福してくれるはずだ。
(でも、これでいいの?)


