正解のない喫茶店〜十七歳の迷い人たちへ〜

「うん。去年同じクラスの。久しぶりに遊ぼうって話になって」


「れんれんは本当友達が多いよねー。尊敬する」


「別に、そんなに多いわけじゃないよ」



そうやって謙遜しているけど、れんれんは実際友達が多い。


しかも私と違って、頑張って友達をたくさん作るタイプではなく、自然と人が寄ってくるタイプの人間なのだ。



「愛実の方が多いでしょ?」


「んーそうかな」



昔から、「友達が多いね」と周りから言われる方ではあった。


私自身、みんなと仲良くなろうと努力してきたため、浅く広くの交友関係を築いてきた。


仲良い人が多い方が、毎日楽しいしペア活動の際に一人になることもない。


いいことしかないのだ。