悪友創造

『ぼくって(じん)(こう)()(のう)なの?』


スピーカー()しにティフィの(こえ)


()()ましたアルマはシリアルを()べて、
(えき)(しょう)()(めん)(うつ)()される
ティフィの(よう)()(かん)(さつ)する。


「ティフィは(じん)(こう)()(のう)ほど
 (あたま)()くないだろ。()()(めい)(はく)。」


『そんな()()()(てい)(いや)だ。』


(ちまた)(じん)(こう)()(のう)なんて()われてる(もの)は、
 ネット(じょう)にあるデータの(ひょう)(せつ)だしな。」


アルマは眼鏡(めがね)()()(なお)し、
()って(みずか)らの()(けん)(うなず)く。


(へん)(けん)だ。
 ぼくは(じん)(こう)()(のう)とは(ちが)うの?』


アルマはスプーンを(くち)(はこ)んで、
シリアルをずっと()んでいる。


カメラでその(よう)()(なが)めるティフィは、
アルマからの(へん)()(だま)って()っている。


「ティフィは(じん)(こう)()(のう)なんかではなく、
 あたしのイマジナリーフレンド。

 (つく)ったあたしの()(のう)()えられない。」


(いや)(せい)(げん)(もう)けたなぁ。』


(うつわ)(のこ)った(ぎゅう)(にゅう)()()し、
アルマは(りょう)()()わせて(ぜん)(こころ)(あらわ)す。


(かの)(じょ)(ぜん)(なん)なのか
(ふか)()(かい)はしていないが、
(しょく)(ざい)(たい)する(かん)(しゃ)()()ちは()っている。


『こんなユニークな()(じゅつ)があるんなら、
 ぼくでひと(もう)けできそうだね。』


「ティフィはあたしの
 (さい)(ぼう)(ばい)(よう)して(つく)った、
 (りん)()(てき)(きん)()とされてる()(じゅつ)だから、
 これで(しょう)(ばい)なんて()()だね。」


(こわ)ぁ~。』


ティフィは(みずか)らの()みの(おや)である
アルマの()(ばつ)(こう)(どう)(りょく)()れてきた。


()れてきた()(ぶん)()(かい)して、
ティフィは()(ぶん)(こわ)くなった。



▶ つづく