千草は、毎朝家畜たちの厩舎を回り、家畜たちの様子を祥吾に報告している
この日は、牛たちの報告をしていた。
「それでですね、牛のポチが——」
「ちょっと待て、鶏のタマは聞いたが、牛は聞いていないぞ」
「そうでした、ご報告するのを失念しておりました
実は、今朝搾乳の際、牛さんと読んだのですが
返事をしてくれなくて」
「そ、そうか」
「ポチと呼んだらモォーと元気よく返事してくれましたので」
「もういい それでこちらも2頭ともポチなのか」
「はい、どちらもポチの名を譲りませんでしたので、
ポォチとポチィというように呼ぶことにいたしました」
「まさかと、思うが、タマもおなじか!?」
「その通りでございます。こちらは、3羽おりますので、
タマ、タァマ、タマァとなっております」
「そうか、実に役に立つ報告だ」
「はい!」
投げやりに言った言葉に、うれしそうに返事され、
ひどく後ろめたさを感じる祥吾だった。
この日は、牛たちの報告をしていた。
「それでですね、牛のポチが——」
「ちょっと待て、鶏のタマは聞いたが、牛は聞いていないぞ」
「そうでした、ご報告するのを失念しておりました
実は、今朝搾乳の際、牛さんと読んだのですが
返事をしてくれなくて」
「そ、そうか」
「ポチと呼んだらモォーと元気よく返事してくれましたので」
「もういい それでこちらも2頭ともポチなのか」
「はい、どちらもポチの名を譲りませんでしたので、
ポォチとポチィというように呼ぶことにいたしました」
「まさかと、思うが、タマもおなじか!?」
「その通りでございます。こちらは、3羽おりますので、
タマ、タァマ、タマァとなっております」
「そうか、実に役に立つ報告だ」
「はい!」
投げやりに言った言葉に、うれしそうに返事され、
ひどく後ろめたさを感じる祥吾だった。
