生贄にされた花嫁は不老不死の妖狐に愛される

 彩が黙っていると、御影が口を開くを
「お前に拒否権はない。まだ正式に結婚はしていないからな。
 必要ないと思ったら婚約は解消する。お前たち異論はないな?」
「かしこまりました!」
 使用人が口をそろえる。
「お前も異論はないな?」
「はい...」
 彩の返事を聞き、
「今日はもう解散だ。早く休め」
 と御影がいい婚約の儀式は幕を閉じた。