翌朝、起きてから真っ先に確認した足首はだいぶ痛みが引いていて、僕は一安心した。これならば、サポーターをすれば歩ける。長引けば、優征くんが気にするから。
「歩けるのか? 」
やっぱり迎えに来てくれた優征くんは開口一番聞いてきた。今日は自転車を引いているから、お迎えの日なのだろう。
「うん。ちょっと捻っただけだからね。心配をおかけしました」
ペコっと冗談っぽく頭を下げる。
「よかった。そこ段差あるから気をつけろよ」
心底ほっとした息を漏らされて、小さな段差を指摘される。
「うん。ありがとう」
あんなにスタスタ歩けるのに、優征くんはゆっくり、ゆっくりと隣を歩いて学校まで向かってくれた。
校舎に入っても、優征くんの危ないところチェックは止まらなかった。
「そこ斜めになってるから滑るなよ」
「うん。ありがとう」
教室への道のりは3日目だから大体はわかっているのだけれど、素直に頷いておいた。面倒見のいい性格なことはすでにわかっている。
「3つ前の住田の席は横にまで荷物がはみ出してることが多いから、引っかかるなよ」
着席するなり言われた。前を見ると確かに、右に缶の炭酸ジュース、左には週刊少年漫画雑誌がはみ出て置かれていた。
「本当だ」
住田くんは片付けが苦手で漫画好きかも、と脳内にメモをした。僕も漫画は好きだ。気が合うかも、と心を踊らせる。……顔はちゃんと思い出せないけど。ジュースは倒したら申し訳ないので気をつけよう、と深くうなずく。
「歩けるのか? 」
やっぱり迎えに来てくれた優征くんは開口一番聞いてきた。今日は自転車を引いているから、お迎えの日なのだろう。
「うん。ちょっと捻っただけだからね。心配をおかけしました」
ペコっと冗談っぽく頭を下げる。
「よかった。そこ段差あるから気をつけろよ」
心底ほっとした息を漏らされて、小さな段差を指摘される。
「うん。ありがとう」
あんなにスタスタ歩けるのに、優征くんはゆっくり、ゆっくりと隣を歩いて学校まで向かってくれた。
校舎に入っても、優征くんの危ないところチェックは止まらなかった。
「そこ斜めになってるから滑るなよ」
「うん。ありがとう」
教室への道のりは3日目だから大体はわかっているのだけれど、素直に頷いておいた。面倒見のいい性格なことはすでにわかっている。
「3つ前の住田の席は横にまで荷物がはみ出してることが多いから、引っかかるなよ」
着席するなり言われた。前を見ると確かに、右に缶の炭酸ジュース、左には週刊少年漫画雑誌がはみ出て置かれていた。
「本当だ」
住田くんは片付けが苦手で漫画好きかも、と脳内にメモをした。僕も漫画は好きだ。気が合うかも、と心を踊らせる。……顔はちゃんと思い出せないけど。ジュースは倒したら申し訳ないので気をつけよう、と深くうなずく。
