短歌じゃないけど2?



 部屋の棚にあるあなたにとっての神の本
 夜はなんとよばれる時間なのだろう



 赤いつうろに人形を落とし、



 路をゆく  晩秋のながい影がおんなも家も染めている
 町工場に姿をかえて余生をおくるこのまちに
 本を詰めた家による 家主が病の床にある



 雨音聞こえる書棚のなかから歌集を出して ノートに書きうつしてはすすんでいく 窓の奥の赤はひろがり