その時、匠海はふいに黙り込む。
「おい……急になんだ。何か言えよ」
腕組みをした勇がよく通る高い声で匠海に言った。相変わらず匠海の顔を睨んではいるが、彼の様子がおかしいことに勘づき、内心懸念していた。
二人は犬猿の仲だが、良き好敵手であり、決してお互いの不幸を願ったりはしない。
「なぁお前ら……たしか付き合ってるんだよな」
「え、そうだけど」
優作がきょとんとした顔で匠海を見つめる。勇と優作が両思いになり、付き合い始めたということは女子の噂で知っていた。だけどそれとは別に彼らからも、匠海と凛にだけは正式な報告をしていた。
勇と優作にとっても、匠海と凛は二人の仲を打ち明けても良いと思える人間だったのだ。
「実は最近、凛のことで少々悩んでいてな」
「僕たちでよかったら話しを聞くよ。匠海と凛は大切な友人だからね」
「まぁ、お前に元気がないのは気味悪いからな」
「お前ら……。だが今から話すことは絶対誰にも言うなよ」
「おい……急になんだ。何か言えよ」
腕組みをした勇がよく通る高い声で匠海に言った。相変わらず匠海の顔を睨んではいるが、彼の様子がおかしいことに勘づき、内心懸念していた。
二人は犬猿の仲だが、良き好敵手であり、決してお互いの不幸を願ったりはしない。
「なぁお前ら……たしか付き合ってるんだよな」
「え、そうだけど」
優作がきょとんとした顔で匠海を見つめる。勇と優作が両思いになり、付き合い始めたということは女子の噂で知っていた。だけどそれとは別に彼らからも、匠海と凛にだけは正式な報告をしていた。
勇と優作にとっても、匠海と凛は二人の仲を打ち明けても良いと思える人間だったのだ。
「実は最近、凛のことで少々悩んでいてな」
「僕たちでよかったら話しを聞くよ。匠海と凛は大切な友人だからね」
「まぁ、お前に元気がないのは気味悪いからな」
「お前ら……。だが今から話すことは絶対誰にも言うなよ」


