青春・恋愛
完
蜃気羊/著

- 作品番号
- 1779745
- 最終更新
- 2026/04/12
- 総文字数
- 9,232
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
小野小町の和歌をセンチメンタルに現代語に超新釈してみました。
平安時代に書かれた小野小町の恋歌を、令和の空気感で書いてみました。
全部で45作収録されています。
※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様
(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)
☆儚いままで
はかなくも枕さだめず明かすかな夢
語りせし人を待つとて(玉葉和歌集 1593)
儚い雰囲気の夢を見るために、
儚い曲のプレイリストをSpotifyで流す真夜中。
夢の中で君を待つ、
私は儚い一部になれましたか。
儚い夢の中で君と私は、
仲良く過ごすことができましたか。
☆チルいのは私の中だけ
花の色はうつりにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに(百人一首 9、古今和歌集 113)
スタバのカウンター席に座り、
雨の街を眺めているよ。
チルい時間は私の中だけで、
その間に、街路樹の桜が散っていくよ。
春色だったはずの世界は、
すっかり雨で濡れてしまって、
ピンクもグレーの中に散ってしまったね。
ねえ、来年の春は、
君と何色の街を眺めているかな。
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