毎朝、カレンダーをめくるのが習慣になる。 先輩が卒業するまで残り九日。 学校で会えなくなる言いようのない淋しさと一人暮らしする先輩に会いに行ける高揚感が入り混じる。 単調すぎるほど何の変哲もない日常にも、先輩に出会ってしまってからはすっかり様変わりしてしまう。 学校に行けば会える。あの自分だけに向けてくれるはにかむ顔を……。