アイドルの君へ伝えたいことー配信アイドルの僕が、本物のアイドルに恋をした—

 Lunaのライブが終わった翌日、城内さんから連絡があった。

 コンサートの日程が決まったと。

 すぐ城内さんに連絡を返して、行くことが決まった。 

 コンサートの日程が決まり、英くんに会えるとワクワクで心配だった。

 僕のこと…もう好きじゃなくなったかなと奥底にある僕の負のオーラが出てきた。

 英くんの顔を浮かべて、またワクワクの感情が湧いて出てくる。

 毎日、その繰り返しで勉強や配信どころではないが、なんとか日々を過ごしていた。

 英くんと話すようになってから、連絡も毎日のようにやりとりをしていた。

 当たり前だと思っていた毎日が、当たり前じゃないと気づく。

 隣にいた人が急にいなくなった感覚だ。

 連絡はしない。

 英くんが言ったんだ。

 頑張っている英くんを邪魔したくない。

 僕はスマホを握りしめて、今思っている想いを心の奥底に隠した。