令和6年度○○高等学校入学式 祝電一覧
【この度はおめでとうございます。近隣一同】
【あんなに小さかったみなさんが立派に新たなステージに羽ばたいている姿、まぶしい限りです。高校でも隣人を大切にし、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。この度はおめでとうございます。聖マリアンナ幼稚園第65期担任一同】
【入学式に参加できること、大変光栄に思います。新入生の皆様、この度はご入学おめでとうございます。まさふみ一同】
【この度はご入学おめでとうございます。ひとまわり大人になった自覚を持って、素敵な高校生活をお過ごしください。〇〇市立〇〇中学校職員一同】
【この度はご入学おめでとうございます。桜舞う季節に素敵なご学友と絆を深め、たくさんの笑顔の花が咲く日々となりますように。〇〇市市議会委員 吉川忠光】
第一発見者:恒原 美優 同高校3年生
状況:生徒会役員の仕事として、入学式開始前に体育館入り口に祝電を貼り出していた。当時一緒に作業していたのは同じく生徒会役員の加藤綾人(同高校2年生)、柳有紗(同高校2年生)、生徒会担当教諭野沢明彦の計4人。野沢が印刷を担当し、恒原、加藤、柳で掲示。
本人とのやりとり文字起こし
本人:恒原美優 聴取:谷平忠司
谷平「電報を見つけた時についてお聞かせ願います。まずはお名前、生年月日、学年をお願い致します」
本人「あ……はぃ。えっと、恒原美優です。ええっと次は生年月日でしたっけ。2008年6月16日生まれです。今年の4月から高校3年生になりました。あ、これで大丈夫ですか」
谷平「はい、ありがとうございます。続いて何時頃、どこでまさふみさんの電報を発見しましたか」
本人「はい。ええっと……詳しい時間というのはあんまり時間をずっと見ていたわけではないので、難しいのですが」
谷平「大体の時間で結構です」
本人「あ、すみません。わかりました……そうですね。集合が7時で、野沢先生に電報を見せて応接室に通されたのが大体7時40分頃だったので……7時30分頃に見つけたんだと思います。あ、そっか。あと場所は……あの時はたしか野沢先生がたくさん来ていた電報を印刷してダンボールに入れてくれて、それを職員室から加藤くんが運んでくれてたんですよ。それで、加藤くんが体育館の扉前でダンボールを降ろしてくれて、そこから1枚ずつ取っては貼るを繰り返していたので、体育館の扉前です」
谷平「その時に近くにいた人を覚えていますか」
本人「はい。ダンボールを運んできてくれた加藤くんと一緒に電報を貼る仕事をしていた柳さんだけです。あとの生徒会役員と有志の生徒たちと先生方はみんな、体育館の中でパイプ椅子を並べたり、マイクチェックや音響などの確認をしていましたから」
谷平「では普段見かけない人物を見た、などは」
本人「特に気になることはなかった、ですね」
谷平「では、まさふみさんからの電報を野沢先生へ報告したのはなぜですか」
本人「あっ……あぁ。有名なんです、まさふみさんって」
谷平「有名とは、聞いてもよろしいですか」
本人「ええ、お巡りさんもご存知ですよね。この辺りでまさふみさんって言えば、大人に必ず報告しないといけない存在じゃないですか〜」
谷平「報告しないといけない対象だから報告した、と」
本人「それ以外にあります? まさふみさんに出会ったら塩をなげる。飴を渡す。折り鶴を渡して祈る。あとはなんでしたっけ……。でも会ったことはないから、ただの迷信だと思ってたんですけど。実際に自分の目で、まさふみさんからの電報を目にした時、あ、これ本当にやばいやつだ〜って思って報告しました」
谷平「随分と詳しいですね」
本人「ふふ。わたし生徒会副会長の傍ら、非公認のオカルト部の部長もやってますから」
谷平「聴取はこれで終了です。貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。また目撃した際は、情報提供のほどよろしくお願い致します」



