140字小説

 嫌気が差して家を出た。

 そんな中彼を呼び出した。

 誰かから理解されたかったから。

「どうしたの?」

「親が再婚するっぽくて」

 頑張っていかにもわざとらしく笑った。

 そしたら彼は…

「ごめんだけどあと一回だけ苗字変えてくんない?」

 彼の手には小さい指輪が乗っている。

 その日、私の視界はぼやけ続けた。