そばにいたのはキミだった

“宵衣くんへ

文章でも俺の気持ちを伝えたくて日記に書きました。
まず、この前は保健室で看病してくれてありがとう。

園原さんとのことや事実を知った時はすごく驚きました。あの時はまだ考えがまとまらず、何も言えなくてごめわなさい。

あれからずっと考えてました。
宵衣くんの気持ち、告白してくれたこと、今まで俺のためにしてくれたこと。

宵衣くんと知り合って、一緒に過ごすようになって
今まで男友達といる時とは違う気持ちになることが多くなりました。

俺は恋愛経験がなくてまだよく分からないけど
少なくとも宵衣くんにキスされて不快だとか嫌だとか思いませんでした。

それに、事実を知る前から宵衣くんのことを意識していたのは本当です。でも男の子にドキドキするなんておかしいのかな、とか悩んでしまい、友達に相談したりもしました。

でも、宵衣くんの真剣な気持ちを教えてくれて
改めて俺も考えて、やっと分かったんです。

ドキドキするのも、緊張して触れるのを怖く思ってしまうのも、一緒にいて心地いいと感じるのも、宵衣くんのことが好きだからだって気付きました。

改めて言います。俺は宵衣くんのことが好きです。

一緒にいられなくなるのは嫌です。
これからも、隣に、そばにいたい。

宵衣くんの作る炊き込みご飯、また食べたい。

一緒にご飯を食べたい。

朝も昼も、いつでも会える関係になりたい。

これがホワイトデーの返事です。

まだ、俺のことを好きでいてくれてるなら
俺の恋人になってください。

香夜”