指輪を購入した二人は、店を出てぶらぶらと街を歩くことにした。
「さて、せっかく帝都に来たのだし、どこか行きたいところはあるか?」
「えっと……以前雑誌で見たライスカレーを食べてみたいです! それからフルーツパーラーも……本屋さんも見てみたいですっ」
そんな風に二人が街を歩いていると、ふと珊瑚はどこからか刺すような視線を感じた。
「……?」
振り返ると、そこにいたのは般若のように恐ろしい顔をした姉の瑠璃であった。
(お……お姉様、どうして帝都に?)
珊瑚が固まっていると、瑠璃の後ろから高そうな着物を着た令嬢が出てきた。
「瑠璃、どうかなさったの?」
その言葉に、瑠璃はハッと笑顔を作り首を横に振った。
「い、いえ、お嬢様……ちょっと知り合いに似た人がいただけですわ」
そう言って、二人は逆方向へと歩いていく。
(お嬢様……ってことは、瑠璃お姉様はあの女性のお女中でもしているのかしら)
まさかこんなところで姉に出会うと思ってもみなかった珊瑚は驚きつつも呼吸を整え、海神皇とともに歩き出したのだった。
「さて、せっかく帝都に来たのだし、どこか行きたいところはあるか?」
「えっと……以前雑誌で見たライスカレーを食べてみたいです! それからフルーツパーラーも……本屋さんも見てみたいですっ」
そんな風に二人が街を歩いていると、ふと珊瑚はどこからか刺すような視線を感じた。
「……?」
振り返ると、そこにいたのは般若のように恐ろしい顔をした姉の瑠璃であった。
(お……お姉様、どうして帝都に?)
珊瑚が固まっていると、瑠璃の後ろから高そうな着物を着た令嬢が出てきた。
「瑠璃、どうかなさったの?」
その言葉に、瑠璃はハッと笑顔を作り首を横に振った。
「い、いえ、お嬢様……ちょっと知り合いに似た人がいただけですわ」
そう言って、二人は逆方向へと歩いていく。
(お嬢様……ってことは、瑠璃お姉様はあの女性のお女中でもしているのかしら)
まさかこんなところで姉に出会うと思ってもみなかった珊瑚は驚きつつも呼吸を整え、海神皇とともに歩き出したのだった。



