ねーちゃん?と同居

ーー


 寒いよう。今何時かなあ。
 なんで誰も見つけてくれないんだろう。
 おとうさん。おかあさん。おねえちゃん。


「和希!」

 あ、おねえちゃんだ!

「おねえちゃん!」
「もう、こんなに泥んこになって。さあ、おねえちゃんの手につかまって!」

 
 森で足を踏み外して、迷子になったときに見つけてくれたのもねーちゃんだった。

 ねーちゃんは俺を見つけたり、助けたりすることにかけては一流だった。

「なんとなく和希が困ってるのが分かるのよ」

 ねーちゃんそう言ってたっけ。