恋といえばあれとそれとこれ。

「かっこよっ!!!!!」
息が詰まりそうなくらい叫ぶ私。
そう、最愛の推しを見て叫んでいるのだ。推しを見て叫ばない人だいない。
(オタクと呼ばれようが何だろうが推しは推し!)
私は推しに恋をしている。
世の中でりあこと呼ばれているものだ。
(リアコだけどいいんだ!)
自分の世界が充実していれば、大丈夫なのだ。そして、私はふと思い出す。
(今朝、ハンカチを渡した人イケメンだったな…)
まるで推しみたいだった。顔も似ている。
本当に推しみたいだった。
(どうしてるかな…)
その人を少し思い浮かべながら、ベットに寝転がる。
すると、スマホがブーッブーッと振動する。開くと、それは推しからのメッセージだった。
[こんにちは!今日はいいことがあったのでお伝えします。今日、俺がとある駅に行ったらハンカチを落としてしまって、拾ってもらえたんです。しかも、それがファンの子で、すごくありがたかったです。ありがとうございます!]
と書いてあった。その文を読んで、私は声が出なくなる。
(じゃあ、やっぱり朝のハンカチ渡した人って…)
私は声にならない叫びを上げながら、喜びに浸る。
「嬉しい!!やったああぁぁぁ!!」
(声に出ちゃった⭐︎)