母さんの突然の話に結人が驚き固まってしまう。
「え……いや、気にしなくていいっス」
「そんなわけにはいかないわよ~~亮が助けてもらったんだし。これから同じ学校でお世話になるんだし!お父さんはお元気?」
「はい……」
母さんとの会話を見て、何だか小さな違和感を感じてしまう。
なんだろう……お父さんと上手くいってなのかな。もしかしておじさんの調子も良くないとか?
まさかおばさんのように体調良くないとかじゃないよね?
何となく嫌な予感がした僕は、母さんの話に乗っかる事にした。
「結人が帰る次いでに挨拶しに行こうよ!まだ18時前なんだし、この時間なら迷惑じゃないだろうから」
「ちょっ……!」
「そうね!おとうさんも一緒に行きましょう。久しぶりじゃない?昔はよくキャンプしたりしてたから」
「そうだな、すぐそこだし。いいかい?」
慌てていた結人だったけれど、父さんに聞かれていよいよ観念した表情になる。
「はい、RINEしときます」
僕の家と結人の家は徒歩3分ほどで着く距離だった。
両親はサッと準備し、手土産を持ちながら四人で結人宅に向かったのだった。
