僕と幼馴染のままならない関係


 心臓がバカみたいに高鳴り、口から心臓が飛び出そうなくらい緊張してくる。

 まさか、そんな…………恐る恐る隣りに座る柄の悪い人を見てみると、小学生の時の面影を残した幼馴染がそこに座っていたのだった。


 「結人?……お前、結人なのか?」

 「あ゙?」


 僕の言葉に物凄い睨みをきかせて返事をしてくる。

 でも直後に目を見開き、また睨んだかと思うと、直ぐに顔を背けた。


 「誰?」


 仲間の一人が結人に聞くと、彼はぶっきらぼうに「知らね」とだけ返す。

 そんなわけない。

 結人は声も変わっちゃってるけど、僕はそれほど大きく声変わりしていない。

 見た目は変わったけれど、結人にはあの頃の面影があるから、絶対に本人だ。


 「結人、僕だよ。高嶺亮だよ!小学校までずっと一緒だっただろ?!」


 結人の肩をつかんで必死に声をかける。