僕と幼馴染のままならない関係


 あの勉強会から四日後に中間考査が行われ、勉強の成果もあり、とても手ごたえを感じる事が出来て僕はご機嫌だった。

 この調子ならいい結果が出そうな感じだ。


 「亮、ご機嫌じゃん~~いい感じだった?」

 「うん、大丈夫そう!雫のおかげだよ。勉強会して良かった~」

 「良かったな!俺もいい感じ」


 二人でテストの感触を伝えながら笑い合う。

 そこに真司もやってきたけれど、彼の方は浮かない顔だ。


 「皆いい感じっぽくて良かったな……」

 「真司はあんまり?」

 「……まぁまぁ書けたけど……俺も亮の家でやった勉強会に行きたかった…………」


 何に落ち込んでいるのかと思ったら、そういう理由だったのか。

 その姿がちょっぴり可愛くて、思わず笑ってしまう。

 
 「あははっ、ごめんね。真司は部活忙しいと思ったから。今度は声かけるね」

 「テスト前はないんだ。約束な」

 「うん!」


 真司の目が真剣で、必死な感じが凄く面白い……見た目とのギャップが凄いな。

 こんな一面を見たら絶対女子にもモテる事間違いなし。
 

 「おま、犬みたいだな~~可愛いじゃん」

 「宝森に言われても嬉しくはない」

 「なんだよ、亮ならいいのかよ」

 「そうだな」

 「はぁ~~?その違いはなんなの?差別だ~~」

 「うっせ」

 「あははっ」