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・【17 第十七章 きれ】
・
・
・『辺境ブログ』
・
回覧板おばさんに口止めのハガキ送った。もう遅いかもだけど。終わった。
・
・『坂本うどん店内』
・
店主「せっかくだし、見る? 今から生放送で会見だけども」
竜馬「いや……えっとぉ」
若松「見ようぜ。というか俺らは見る権利あるだろ」
大輔「美人お姉さんを応援しようぜ!」
竜馬「あんま美人美人言うな、記者会見にはいないだろ。それにガチの妹だって来てるんだぞ」
未子「いや実際美人だから言っていいよ、自慢のお姉ちゃんだもん」
紗枝「未子とも似てるね、美人姉妹」
未子「ちょっとやめてよぉ」
竜馬「あ、始まる」
若松「ちょ、あそこのカウンターの男性さぁ、何か録音してね?」
大輔「別にいいんじゃね? 臨場感記録したい的な。俺面白いことも言うわ」
店主「……テレビの音量あげますねー」
大輔「はい!」
・
・
・
町長《この度は本当に申し訳御座いませんでした》
大輔「地球兄貴も同席しているんだな」
竜馬「その呼び名もういいだろ、■■だろ」
未子「この人のこと、ずっとキモいと思ってた既視感これだったんだ」
紗枝「本当キモい。無理」
・
・
・
記者《最初の質問なんですが、坂本うどんの自販機を襲うって計画は町長が出したんですか?》
町長《いえ、私は■■さんがそうしたいと言ったので》
■■《そんなわけない! 町長の思いつきで!》
町長《いや! ■■さんです!》
■■《俺じゃない! 俺じゃない!》
大輔「別に二人で共謀したで良くない?」
竜馬「主犯かどうかは罪というか罪状に大きく関わる部分だからな」
未子「罪のなすりつけ合いキモいね」
店主「最低ですね」
若松「店主さんの言葉重っ」
・
・
・
記者《コンサルタントにも膨大な、法外なお金を支払っていたというお話ですが。それも税金で賄われたんですよね》
町長《申し訳御座いませんでした》
記者《懇意にしていた、ということでよろしいでしょうか》
■■《というか俺というもんがいるだろうが! このアバズレ!》
町長《アンタは他者を威圧することしかできないでしょ! ヤカラ担当と頭脳担当は別でしょ!》
■■《誰がヤカラだ! 俺はもっと格の高い人間なんだよ!》
町長《うるさい!》
■■《うるさくねぇ!》
竜馬「さすがに醜い」
大輔「もう何なんだよこれ……」
店主「やっぱり消しますか?」
若松「俺ら以外も見てるんでそのままで大丈夫です」
・
・
・
記者《それではここから、もう一名記者を追加します》
(会場のどよめきと共に、未子の姉が登場する)
未子「お姉ちゃん! お兄ちゃんも一緒だ!」
紗枝「嘘」
大輔「出た! 正義のヒーロー!」
若松「頑張ってくれ……」
竜馬「マツモトピロシキさん……」
未子「一応私もマツモトピロシキだったけども」
竜馬「何か俺、お兄さんの呟きばかり引用していたらしいけども」
未子「おもんなくてゴメンね!」
紗枝「そんなひがみは今いいから」
未子「だよね! ゴメン!」
姉《私をイジメていたこと、覚えていますか、■■くん》
■■《なんだよそれぇ……こんな美人だったらヤってたわ!》
未子「うわっ」
紗枝「ひぃっ」
店主「ゴメンなさい、消しますね。すみません、皆様の癒しを提供するごはん屋さんなのに」
若松「いや俺らが、その、すみません」
竜馬「すみません」
大輔「よっしゃ! うどん食おうぜ! 坂本うどんのつゆは最高なんだよ! 麺自体もな!」
店主「ありがとうございます」
竜馬「よっしゃ! 食いつくすぞ!」
若松「つゆ飲み干そうぜ」
未子「……お姉ちゃん……うん! うどん食べる!」
紗枝「うどん最高!」
大輔「もう五椀追加で!」
・
・『〇〇町のボランティア・スーパーテクちゃんのブログ』
・
目指せスーパーボランティア!スーパーテクちゃんのボランティアブログ!
僕ちゃんオナニート卒業の回!感動回だよ!
いやぁ、やるね。
僕ちゃん以外にこんないろいろ詳しい人がいるなんてね。
僕ちゃんが詳しいことはきっとクンニだけだったんでしょうな!ドヤァ!
まあ多少なりに目星はついているけどもね!僕ちゃんたちの敵だった人たちは!
もう僕ちゃんはオナニートを卒業して、また就職活動再開します。
〇〇町のスーパーボランティアは諦めます!別の町に行きます!
今度は市がいいなぁ!僕ちゃん詩人なので!
・
・『〇〇町・回覧板』
・
☆二週間の予定☆
〇〇日 〇〇
〇〇日 〇〇
〇〇日 〇〇
☆個人的なトピックス☆
初めまして。今回から個人的なトピックスを書かせて頂くことになりました、山名明里(やまな・めいり)と申します。
隠していても仕方無いので、書きますが、あの告発者を姉に持つその弟です。
一応町役場の方々からは若い子の目線で、個人的なトピックスを書いてほしいと言われております。
現在私は普通の職場に勤務しております。特別なことは書けないと思いますが、よろしくお願い致します。
初回から母親の話で恐縮ですが、トンネル内の壁に描かれた落書きが本当に綺麗になっているから町役場の方々にお礼を伝えてと言われて、早速伝えたら、町役場の方々はそんな清掃依頼は行なっていないというお話でした。
この〇〇町には雑草や藻などのボランティアがいらっしゃいますが、それもそういう人なんでしょうか。
☆今回の一枚☆
なんだこのスペース、ビル建ててやろうか。
(何か町中にポッカリ空いた空き地の写真)
・
・『誰も知らないブログ』
・
俺が〇〇町を綺麗にしている。
電柱に貼られた・いかがわしいポスターを剥がしているし、
トンネル内の壁の落書きも廃墟に描かれた絵も全部綺麗サッパリにした。
猫を探していますのポスターも邪魔だから剥がしたし、
道路の線も気持ち悪いから消した。
アスファルトはもっと何も無い状態になるべきなんだ。
何も無い・綺麗なアスファルトこそ至高。
今度も道路に異状があれば、道路緊急ダイヤルにすぐ連絡する。
本当は道路を直すだけでいい。線は引くな。また消さないといけなくなる。
俺が〇〇町を綺麗にしていく。ずっと・一生だ。
・【17 第十七章 きれ】
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・『辺境ブログ』
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回覧板おばさんに口止めのハガキ送った。もう遅いかもだけど。終わった。
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・『坂本うどん店内』
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店主「せっかくだし、見る? 今から生放送で会見だけども」
竜馬「いや……えっとぉ」
若松「見ようぜ。というか俺らは見る権利あるだろ」
大輔「美人お姉さんを応援しようぜ!」
竜馬「あんま美人美人言うな、記者会見にはいないだろ。それにガチの妹だって来てるんだぞ」
未子「いや実際美人だから言っていいよ、自慢のお姉ちゃんだもん」
紗枝「未子とも似てるね、美人姉妹」
未子「ちょっとやめてよぉ」
竜馬「あ、始まる」
若松「ちょ、あそこのカウンターの男性さぁ、何か録音してね?」
大輔「別にいいんじゃね? 臨場感記録したい的な。俺面白いことも言うわ」
店主「……テレビの音量あげますねー」
大輔「はい!」
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町長《この度は本当に申し訳御座いませんでした》
大輔「地球兄貴も同席しているんだな」
竜馬「その呼び名もういいだろ、■■だろ」
未子「この人のこと、ずっとキモいと思ってた既視感これだったんだ」
紗枝「本当キモい。無理」
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記者《最初の質問なんですが、坂本うどんの自販機を襲うって計画は町長が出したんですか?》
町長《いえ、私は■■さんがそうしたいと言ったので》
■■《そんなわけない! 町長の思いつきで!》
町長《いや! ■■さんです!》
■■《俺じゃない! 俺じゃない!》
大輔「別に二人で共謀したで良くない?」
竜馬「主犯かどうかは罪というか罪状に大きく関わる部分だからな」
未子「罪のなすりつけ合いキモいね」
店主「最低ですね」
若松「店主さんの言葉重っ」
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記者《コンサルタントにも膨大な、法外なお金を支払っていたというお話ですが。それも税金で賄われたんですよね》
町長《申し訳御座いませんでした》
記者《懇意にしていた、ということでよろしいでしょうか》
■■《というか俺というもんがいるだろうが! このアバズレ!》
町長《アンタは他者を威圧することしかできないでしょ! ヤカラ担当と頭脳担当は別でしょ!》
■■《誰がヤカラだ! 俺はもっと格の高い人間なんだよ!》
町長《うるさい!》
■■《うるさくねぇ!》
竜馬「さすがに醜い」
大輔「もう何なんだよこれ……」
店主「やっぱり消しますか?」
若松「俺ら以外も見てるんでそのままで大丈夫です」
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記者《それではここから、もう一名記者を追加します》
(会場のどよめきと共に、未子の姉が登場する)
未子「お姉ちゃん! お兄ちゃんも一緒だ!」
紗枝「嘘」
大輔「出た! 正義のヒーロー!」
若松「頑張ってくれ……」
竜馬「マツモトピロシキさん……」
未子「一応私もマツモトピロシキだったけども」
竜馬「何か俺、お兄さんの呟きばかり引用していたらしいけども」
未子「おもんなくてゴメンね!」
紗枝「そんなひがみは今いいから」
未子「だよね! ゴメン!」
姉《私をイジメていたこと、覚えていますか、■■くん》
■■《なんだよそれぇ……こんな美人だったらヤってたわ!》
未子「うわっ」
紗枝「ひぃっ」
店主「ゴメンなさい、消しますね。すみません、皆様の癒しを提供するごはん屋さんなのに」
若松「いや俺らが、その、すみません」
竜馬「すみません」
大輔「よっしゃ! うどん食おうぜ! 坂本うどんのつゆは最高なんだよ! 麺自体もな!」
店主「ありがとうございます」
竜馬「よっしゃ! 食いつくすぞ!」
若松「つゆ飲み干そうぜ」
未子「……お姉ちゃん……うん! うどん食べる!」
紗枝「うどん最高!」
大輔「もう五椀追加で!」
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・『〇〇町のボランティア・スーパーテクちゃんのブログ』
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目指せスーパーボランティア!スーパーテクちゃんのボランティアブログ!
僕ちゃんオナニート卒業の回!感動回だよ!
いやぁ、やるね。
僕ちゃん以外にこんないろいろ詳しい人がいるなんてね。
僕ちゃんが詳しいことはきっとクンニだけだったんでしょうな!ドヤァ!
まあ多少なりに目星はついているけどもね!僕ちゃんたちの敵だった人たちは!
もう僕ちゃんはオナニートを卒業して、また就職活動再開します。
〇〇町のスーパーボランティアは諦めます!別の町に行きます!
今度は市がいいなぁ!僕ちゃん詩人なので!
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・『〇〇町・回覧板』
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☆二週間の予定☆
〇〇日 〇〇
〇〇日 〇〇
〇〇日 〇〇
☆個人的なトピックス☆
初めまして。今回から個人的なトピックスを書かせて頂くことになりました、山名明里(やまな・めいり)と申します。
隠していても仕方無いので、書きますが、あの告発者を姉に持つその弟です。
一応町役場の方々からは若い子の目線で、個人的なトピックスを書いてほしいと言われております。
現在私は普通の職場に勤務しております。特別なことは書けないと思いますが、よろしくお願い致します。
初回から母親の話で恐縮ですが、トンネル内の壁に描かれた落書きが本当に綺麗になっているから町役場の方々にお礼を伝えてと言われて、早速伝えたら、町役場の方々はそんな清掃依頼は行なっていないというお話でした。
この〇〇町には雑草や藻などのボランティアがいらっしゃいますが、それもそういう人なんでしょうか。
☆今回の一枚☆
なんだこのスペース、ビル建ててやろうか。
(何か町中にポッカリ空いた空き地の写真)
・
・『誰も知らないブログ』
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俺が〇〇町を綺麗にしている。
電柱に貼られた・いかがわしいポスターを剥がしているし、
トンネル内の壁の落書きも廃墟に描かれた絵も全部綺麗サッパリにした。
猫を探していますのポスターも邪魔だから剥がしたし、
道路の線も気持ち悪いから消した。
アスファルトはもっと何も無い状態になるべきなんだ。
何も無い・綺麗なアスファルトこそ至高。
今度も道路に異状があれば、道路緊急ダイヤルにすぐ連絡する。
本当は道路を直すだけでいい。線は引くな。また消さないといけなくなる。
俺が〇〇町を綺麗にしていく。ずっと・一生だ。



