翌日、正直学校を休もうかと思えば、妹の翼に起こされた。
『お兄ちゃん!学校は〜?』
『お兄ちゃん、体力がもうゼロだからお休みする』
『いつもじゃん!ほら、起きて!』
布団を剥がされ、ベットから落とされとなんや感や起こされた。
妹とは、一つしか変わらず女子校に通う高校一年生。
俺とは違って、秀才で切れ長の目は大人ぽっさがあり、長いロングの黒髪も癖もなくストレートで綺麗なものだ。
年下なのに、しっかりしていて、転勤で遠くにいる両親の代わりに家事全般を担ってくれているところから良い奥さんになるだろうなと毎度ながら思っている。
「お兄ちゃん食べるの遅い!学校間に合うの?」
「間に合わなくても、間に合ってもどっちでも良い‥」
朝食をちまちま食べていれば、時間に厳しい翼に急かされ、準備をし家を追い出される。
重い足取りでまずは、駅に向かう。
昨日の今日で、王子。星奈の気持ちなんて変わってることを願うが、あの顔は簡単に諦めてくれそうに無いだろう。
駅に着いて電車を待つ時間ですら何故こんなにも憂鬱にならなければいけないのか。
昨日の朝までの穏やかな日々を返してくれ。
(ん?昨日‥昨日)
「あ!イベント!」
一人思い出し思わず大きな声を出してしまい、少し駅内で少し気まずい。
では、なく。急いで、ゲームを開き画面を確認すればまだイベント前。
(よかった‥。これで、イベント始まってたらマジで詰みだぞ)
そうだ、星奈のことなど気にかけている場合ではない。
俺には俺の生活があるし、ルーティンがある。
あいつのペースに飲まれたらゲームライフがおじゃんだ。
とりあえず、今できるところまでやってゲームを閉じると、メッセージがきていることに気づく。
バイト先の店長からだ。
電車に乗り込みちょうど空いていた席に座り、メッセージ内容を読む。
(よし、とりあえずバイト増やして、資金源はゲット)
内心ガッツポーズを決め込む。
ゲームに関しては出会ってから金銭面はほぼ、そっちに消えていくのは当たり前となっている。
翼にも苦言を言われるほどに。
『お兄ちゃん、大人になったらどうなるの?』
(ごめん、翼。お兄ちゃんもわからない)
だが、それほどにゲームにはハマっているし友達と言っても過言では無い。
(そういえば、小さい頃は良かったなぁ)
小さい頃の俺と言えば、活発な子供と言っても良い。
友達も沢山いて、外遊びやゲーム沢山遊んだ記憶が蘇る。
(あれが、俺の青春だわ)
そう、思い出に浸っていると学校の最寄り駅に着く。
電車を降りて改札を潜って駅の外に出ると肩を叩かれる。
「おはよう!羽流くん!」
その顔を見て一気に現実に引き戻された気分だ。
(さようなら、楽しい青春。さようなら、俺のルーティン。)
朝陽が涙でぼやけそうだ。俺の隅っこ人生は呆気なくこいつに崩されていく。
その後、朝から散々すぎて今仮病を使って保健室のベットに潜りながらサボりというよりも、現実逃避を繰り返していた。
あの後、駅からさすがに恋人繋ぎというやつではないが、手を繋がれて登校。
学校付近まで来れば、昨日とは違って朝陽が照らし手を繋いでるところが丸わかりだ。
つまり、生徒中の視線の的。
手を離そうにもやはり、あいつの力が強すぎてそれは叶わず。
そして、下駄箱で俺の前で跪いたと思ったら何故かあいつの手には俺の上履きがあり、それを姫扱いよろしく、まさかの履かせてきた。
顔面蹴り上げてやろうと思ったが、他の生徒の目がある以上下手な動きができない。
大人しくそのままされるがまま。
そして、教室までも手を繋ぎ送られた。
『また、お昼にね!』
そう言ってあいつは去っていった。
その瞬間、クラスの奴らの目がギラついて保健室まで脱兎のごとく逃げてきたというわけだ。
保健室の先生には、適当に言ってベットを無事確保できたわけだが、そう長居もできるわけもない。
布団の中でモゾモゾと動いては丸くなってどうしたものかと考える。
正直あれが毎日続くと考えると俺は耐えられそうにない。色んな意味で。
「まて‥あいつ、お昼にって言ってたか?」
ベットから体を起こして時計を見るとお昼まで後僅か。
「いやいや、流石にないない!」
そう言ってベットに横になろうと瞬間、保健室のドアが開く音がする。
そっと、バレないように聞き耳を立てて会話を聞くことにした。
保健室の先生と誰かが話している。
相手の方の声が嫌に聞き覚えのある声に一筋の汗が頰を伝う。
(流石に‥来ないよな‥?)
そう、思っていたのに足音はこちらへと向かってきていた。
そして、最後ベットを遮っていたカーテンが開けられるとそいつは、いつもの笑みでそこに立っていた。
「羽流くん、お見舞いとお昼一緒に食べよ?」
俺はもう、頭を抱えるしかなかった。
『お兄ちゃん!学校は〜?』
『お兄ちゃん、体力がもうゼロだからお休みする』
『いつもじゃん!ほら、起きて!』
布団を剥がされ、ベットから落とされとなんや感や起こされた。
妹とは、一つしか変わらず女子校に通う高校一年生。
俺とは違って、秀才で切れ長の目は大人ぽっさがあり、長いロングの黒髪も癖もなくストレートで綺麗なものだ。
年下なのに、しっかりしていて、転勤で遠くにいる両親の代わりに家事全般を担ってくれているところから良い奥さんになるだろうなと毎度ながら思っている。
「お兄ちゃん食べるの遅い!学校間に合うの?」
「間に合わなくても、間に合ってもどっちでも良い‥」
朝食をちまちま食べていれば、時間に厳しい翼に急かされ、準備をし家を追い出される。
重い足取りでまずは、駅に向かう。
昨日の今日で、王子。星奈の気持ちなんて変わってることを願うが、あの顔は簡単に諦めてくれそうに無いだろう。
駅に着いて電車を待つ時間ですら何故こんなにも憂鬱にならなければいけないのか。
昨日の朝までの穏やかな日々を返してくれ。
(ん?昨日‥昨日)
「あ!イベント!」
一人思い出し思わず大きな声を出してしまい、少し駅内で少し気まずい。
では、なく。急いで、ゲームを開き画面を確認すればまだイベント前。
(よかった‥。これで、イベント始まってたらマジで詰みだぞ)
そうだ、星奈のことなど気にかけている場合ではない。
俺には俺の生活があるし、ルーティンがある。
あいつのペースに飲まれたらゲームライフがおじゃんだ。
とりあえず、今できるところまでやってゲームを閉じると、メッセージがきていることに気づく。
バイト先の店長からだ。
電車に乗り込みちょうど空いていた席に座り、メッセージ内容を読む。
(よし、とりあえずバイト増やして、資金源はゲット)
内心ガッツポーズを決め込む。
ゲームに関しては出会ってから金銭面はほぼ、そっちに消えていくのは当たり前となっている。
翼にも苦言を言われるほどに。
『お兄ちゃん、大人になったらどうなるの?』
(ごめん、翼。お兄ちゃんもわからない)
だが、それほどにゲームにはハマっているし友達と言っても過言では無い。
(そういえば、小さい頃は良かったなぁ)
小さい頃の俺と言えば、活発な子供と言っても良い。
友達も沢山いて、外遊びやゲーム沢山遊んだ記憶が蘇る。
(あれが、俺の青春だわ)
そう、思い出に浸っていると学校の最寄り駅に着く。
電車を降りて改札を潜って駅の外に出ると肩を叩かれる。
「おはよう!羽流くん!」
その顔を見て一気に現実に引き戻された気分だ。
(さようなら、楽しい青春。さようなら、俺のルーティン。)
朝陽が涙でぼやけそうだ。俺の隅っこ人生は呆気なくこいつに崩されていく。
その後、朝から散々すぎて今仮病を使って保健室のベットに潜りながらサボりというよりも、現実逃避を繰り返していた。
あの後、駅からさすがに恋人繋ぎというやつではないが、手を繋がれて登校。
学校付近まで来れば、昨日とは違って朝陽が照らし手を繋いでるところが丸わかりだ。
つまり、生徒中の視線の的。
手を離そうにもやはり、あいつの力が強すぎてそれは叶わず。
そして、下駄箱で俺の前で跪いたと思ったら何故かあいつの手には俺の上履きがあり、それを姫扱いよろしく、まさかの履かせてきた。
顔面蹴り上げてやろうと思ったが、他の生徒の目がある以上下手な動きができない。
大人しくそのままされるがまま。
そして、教室までも手を繋ぎ送られた。
『また、お昼にね!』
そう言ってあいつは去っていった。
その瞬間、クラスの奴らの目がギラついて保健室まで脱兎のごとく逃げてきたというわけだ。
保健室の先生には、適当に言ってベットを無事確保できたわけだが、そう長居もできるわけもない。
布団の中でモゾモゾと動いては丸くなってどうしたものかと考える。
正直あれが毎日続くと考えると俺は耐えられそうにない。色んな意味で。
「まて‥あいつ、お昼にって言ってたか?」
ベットから体を起こして時計を見るとお昼まで後僅か。
「いやいや、流石にないない!」
そう言ってベットに横になろうと瞬間、保健室のドアが開く音がする。
そっと、バレないように聞き耳を立てて会話を聞くことにした。
保健室の先生と誰かが話している。
相手の方の声が嫌に聞き覚えのある声に一筋の汗が頰を伝う。
(流石に‥来ないよな‥?)
そう、思っていたのに足音はこちらへと向かってきていた。
そして、最後ベットを遮っていたカーテンが開けられるとそいつは、いつもの笑みでそこに立っていた。
「羽流くん、お見舞いとお昼一緒に食べよ?」
俺はもう、頭を抱えるしかなかった。
