小瓶の中、君と永久の恋をした。

「え~嘘~それマジ~?」


「笑える~あんなに強気なのに」


「そういう設定なんじゃない?黙ってお金もらってるみたいな」



「マジで~?ますますさいてーじゃん~」


教室に足を踏み入れると女子たちの高い笑い声が響いた。


こちらをみながらクスクスと気味悪く笑う女子たち。


「パパ活やってたりして?」


「あははっ…それは一理あるわ~」



「かわいそ~」



すると一人の気の強い女子が一枚のカードをあげてみせた。


「これ、本橋さんの?」


そこには私の証明写真と年齢生年月日が記載されているカードだった。



”生活保護受給者証明書”。


………どこで落とした…?



厄介なことになるのは目に見えている。


嘘……もしかして…トイレ…。



「やっぱ、そうなんだ~?本橋さんって生活困ってたんだねぇ?」


嫌味らしくそういった女子。


周りの視線が痛いくらいに突き刺さった。


……面倒くさい。



だから、何?


関係のないことでしょ。



この痛みを……苦しさなんて…何にも分かってないくせに……。


ただ…親に甘えて生きてる人間に言われたくない。


「ふっ…あんなに強気なのに、困ってるとか笑えるよね~ほんと馬鹿な子」


強気……に生きてるだけ。


私は……本当の私は…っ



「……だから?何。人の事なんてどうでもいいでしょ」


強く…強く、生きなきゃ。


もっと…もっと、強くならなきゃ。