小瓶の中、君と永久の恋をした。

人間は単純な生き物だ。


簡単に人を信じ、人の弱みに漬け込む。



そして、私もその一部に過ぎなかった。


当時は。


だから、誰よりも信じていたし、そういう歳だった。


何の予兆もなく姿を消していく周りの大人たちを見て人間が信じられなくなった。



つまらなくなった。


人間不信、まさにそんな言葉がぴったりだ。


私をこんなふうにしたのはあんたたちなのに…人間なのに…。



どれだけ恨んだって憎んだって生き返る”最凶”の人間なんているはずがない。


私は遠い昔からきっと独りで誰よりも一人。


だから、慣れている。


私から離れていく人をどんな感情で見送ればいいか。


好き勝手言う言葉をどんな気持ちで受け取ればいいか。



全部、ぜんぶ知っている。


痛いほどに分かっている。



だからこそ怖い。恐い。



そうでしょ?