うーん、今日も暑い。こういう日は、あの日のことを思い出しちゃうから、、嫌いだ。

 僕の名前はゆう。親友が交通事故で死んでから、その日に1日1時間だけとべるようになった。それ以外は普通の、ただの中1だ。
 親友が死んだ日、僕は親友、まおと図書館に向かっていた。まおには双子の姉のまほがいる。まおがまほを見つけて、横断歩道を渡ろうとした、その時、居眠り運転のトラックが猛スピードで突っ込んできた。事故死だった。
 まおがまほを見つけなければ、まほがその場にいなければ、いや、僕がまおを止められれば…
 後悔ばかりたまっていた、そしたら、いつのまにか時をとべるようになっていた。
 昨日もまおをとめられなかった、一昨日も、1週間前も、結末は変わらない。まおが引かれたところでいつも現実に戻ってくる。
 まおが生きてる世界線、、どうやったらトベルのだろうか…。時をとべたところで、まおを助けられなければ意味がない。どうやっても君はまほに向かって飛び込んでいる。
 僕だけをみていたら、そんなことにはならないのになぁ。
 僕は今日も、時をとぶ