雨上がりの虹は綺麗で儚い~忘れられない大切な想い~

今日のおばあちゃんは謝ってばっかりだったけど、元気そうだったな……。


そう思って歩きながらメモ帳を取り出して書き出していく。


――ドンっ


「わっ、ごめんなさい!」


すれちがいざまに肩がぶつかって慌てて頭を下げる。


「僕のほうこそごめん。はい、これ」


ぶつかった弾みでメモ帳も落としていたようで差し出してくれる。


「…えらいね、ちゃんと様子書いてて」


メモ帳を見たのかそういった。


「そんな……」


おばあちゃんに罪悪感ばっかり持たせてしまってる。


そんな私………。


思わず顔を上げると、


そこにいたのは、あのときの男子だった。


この前の帰り道にいた…。


「それじゃあ」


そういって去っていこうとする彼に思わず声をかけていた。


「あっ、あの……!」